アイネクライネナハトムジーク （幻冬舎文庫　い－５７－１） 伊坂幸太郎／〔著〕 幻冬舎文庫の本

モーツァルトを選曲したあたり、恋心が描かれた作品だと想像しながら読み進めた。甘くてもどかしくて、でも微笑ましい作品だと思った。伊坂幸太郎はなぜ日本での曲名やセレナーデを題名に持ってこなかったのだろうか？アイネクライネとナハット ムージックを分けた章立てに意味はあるのか？ 三章目あたりから想像したものを良い意味で裏切られた。そして最終章で夜曲の意味を掴んだ気がする。 些細な出来事をしかし当事者たちの年代や状況においてはおそらく重要なことをひとつひとつ積み重ね、関連づけていく構成のうまさはお見事である。 フレーズで印象に残ったのは「自分が正しいと思いはじめたら、自分を心配しろ」。自分には身に染み入る言葉である。

時系列では描かれていない…伊坂ワールドの不思議パターンが展開されていきハマったらもう抜けられない！それぞれが絶妙に繫がって、腑に落ちた時の爽快さ。こんな構想を立てる伊坂さんの頭の中って…？

それぞれのショートストーリーが、時を前後しながら結びついていくのが、面白かった。この構成は、ブラッドベリーの「火星年代記」やアンダスンの「ワインズバーグ・オハイオ」と同じかと思われれる。

購入したてでまだ読めていませんが、伊坂幸太郎さんの小説は、他にはない魅力や面白さ、世界観があり、毎日本を開けるのがとても楽しみです。このような素晴らしい作家に出会えて本当に良かった。

中古ですが、個人的には本の状態も比較的きれいで、コスパは良かったと思います。まだ読めてはいないですが、伊坂幸太郎の作品は前々から興味があったのでこれから読むのが楽しみです。

本よみうり堂で取り上げられていて、興味があり購入。 クラシックの曲タイトルと同じなとこにも惹かれた。 いくつかのストーリーが最後繋がっていくところが素敵。 読んで良かった。

注文してから届くまでが早く、ちょうど出張に持って行けたので助かりました。まだ途中までしか読めてませんが、伊坂ファンなのでいつも通りの面白さで満足です！

斉藤和義さんも伊坂さんもすきで、でもアイネクライネは未読で。 やっと読めました。斉藤さんの「ベリーベリーストロング」も大好きなので、にやりとします。

なんとなくホワーンと癒される作品です。 題名が良かったので選びましたが、正解でした。 本も中古とは思えない綺麗な物でした。

文庫本で、とてもきれいな状態でした。梱包もきちんとして下さって、発送も早かったです。また、購入したいと思います。