ライオンのおやつ 小川糸／著 日本文学書籍その他

6/11注文 6/20ゆうパック到着。｢ライオンのおやつ｣はテレビ番組か何かで紹介され興味があったのですが購入に至らずにいました。今回、皮肉にもコロナ禍で１日一冊の読書時間を持ち あれこれとまとめ買いしました。小川糸さんの作品は始めは正直 表現や言い回しが馴染めなかったのですが、読み進む内にどんどん引き込まれ一気に読み切りました。途中 何度か涙がこみ上げ､又､自身の死生観にも照らし合わせ心が動かされました。いい本に出会え、また小川糸さんの作品を読んでみたくなりました。追記:今度ドラマ化されるようです。

以前から至る所の書評を見たり、本屋で見たりと気になっていた作品。 タイトルから動物の何かかなと思っていたけれど、書評には「人の死」が出てきて、「ん？」と言うのが最初の感想。 最近、タイトルから内容がすぐに見出せないものをたくさん読んでいて、本作もその一つ。 しかし読み始めた本当に最初にタイトルの意味がわかり、その後は流れに任せて読んでいました。 泣く人は号泣する作品。 僕もかなりうるっときました。 内容は書きません。 めちゃくちゃ、いい作品でした。

テレビドラマの1回を見て、ラストが気になり、本を探しました。中古品で質の良いものが見つかり、よかったです。最後まで一気読みをしました。ドラマは原作と少し違っていましたが、演出上のためでしょう。原作を踏まえて見ることによってしか分からない理解があったと思います。本を読んでよかったです。

　生きている実感と死を迎える直前の最高の「おやつ」、生きている者が避けて通れないことを真っ直ぐ見つめ、家族、愛する方等に愛されて旅立つ風景が心地よい作品です。 　目標というか、そういう死期が迎えられるように自分を見つめ、愛する方々を見守って行くことを決めました。

作品の始まりから引き込まれる内容で、物語の舞台も身近な地域に設定されていたので、風景描写に頷きながら読んでしまいました。途中からは何度も涙がこぼれましたが、悲しいとか残念というより、温かくてホッとするような涙でした。登場人物も全員とても魅力的です。

ホスピスでの死を扱っているにもかかわらず、非常に心癒される本でした。幸せを感じながら死んでいくという、作者の考えにハッとさせられるものがありました。小川糸の小説は、日常を描いているのだけど、非日常の世界を味合わせてくれる素敵な小説がおおいです。

がん末期患者の看取りをする施設に入居した患者とホストや同居する患者との触れ合いが現実的に存在するのかと少し懐疑的になるが、実際にがん患者を家族に抱える身にとって大変感慨深い作品てした。人類が早く癌を克服出来る事を切に切に思っております。

以前からの小川糸のファンです。相変わらず文体が柔らかく温かいです。私もここに出てくるようなホスピスに将来的にお世話になりたいくらいです。人がおなくなりになる様子が、一例でしょうが、違和感なく描かれていて、内容も感動的でした。

大好きな小川糸さんの本ですが、一気に読んでしまいました…まだ読んでない方はぜひ読んでもらいたい一冊です。 内容は…読んでからのお楽しみにします。私は、本の中にしおりをたくさん挟むほど、言葉が優しく美しく感じましたよ。

本屋大賞第2位に惹かれて購入。外出自粛期間中だったので読む本がなく、本屋にも行きにくい状況で配達していただいてありがたかったです。内容は小川糸さんの本の中ではわたしには珍しくはまらなかったな……まあまあと言う感じ。