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五つ数えれば三日月が 李琴峰/著 日本文学書籍全般

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  • 全編にわたって自殺願望で黒く塗りつぶし…
    2023/03/15
    全編にわたって自殺願望で黒く塗りつぶした前作『独り舞』とは大きく変わり、妤梅と実桜の表情がそれぞれ見える。とくに実桜は、日本人としての自分、学部時代に留学していた中国本土の影響を強く受けている自分、台湾の大家族のなかで妻や嫁、母として生きている自分という多層性に戸惑う心が丁寧に描かれていて、作中人物としては申し分ない。 ただ、5年ぶりに再会した二人の物語のはずなのに、二人の関係性がほとんど描かれていない。大学院時代の二人はどう結びついていたのか。妤梅は実桜に恋心を抱いているが、実桜は妤梅をどう考えているのか。態度にも言葉にも現さないから、「素っ気なさ」が二人の関係性なのか。すれ違いとはまた異なる。妤梅も実桜もそれぞれ丹念に描けているだけに、もったいなく感じる。
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