幸せになる勇気 （自己啓発の源流「アドラー」の教え　２） 岸見一郎／著　古賀史健／著 自己啓発の本その他

正直、自己啓発本というジャンルが好きではありません。 幸せになる勇気とは‼︎愛とは‼︎自立とは‼︎・・・なんだか暑苦しく感じます。 また、アドラーの理論が万能だとも考えていません。 共感と同時に反発を感じる部分もあります。 それでも、多くのアーティストやアスリートに影響をあたえているだけの力があるのは間違いない。 そういった思考を経て、こちらの本(の内容)を とても一生懸命生きている人に贈りたいと考えました。 一部だけでも、役立ててほしいと感じました。 ただ、物事というのは「何を」よりも「誰が」が重要です。 相手に頑張って‼︎と言うなら、私自身が「自分の課題」と向き合って、それを乗り越える生き方をしていないと絵空事になってしまう。 乗り越えられているかどうか？は別にして、なんとか自分なりには進んでいるので、その想いを添えて(なんだか料理の名前みたい)贈りたいです。 もっと大切にされる存在になってほしい。 楽しい時間を過ごしてほしい。 願いを叶えてほしい。 その成長を信じています。 自分を信じて。

アドラー心理学をどう実践するか、嫌われる勇気よりも突っ込んだ話が書いてあります。 自分から信頼し、愛し、与えられる。実際行動に移すのはとても勇気がいりますが、勇気の心理学であるアドラー心理学をもって、幸せに生きてみたいなと感じました。個人的には人生の指針としてこの本の内容を大事にしたいです。 また、恋愛、婚活に悩んでいる人にもおすすめ出来るなと思いました。(早くこの本と出合いたかった、、、) 老若男女問わず色んな方々に読んでもらいたいです。

嫌われる勇気から大分たってから読むことになりましたが、それでも十分理解できます。幸福感はなにから得られるかも述べられてますが、アドラー心理学を実践した「青年」が知りたい「なぜ」を突き詰める物語になってました。随所に気づきがもらえる言葉があり、私もまだ青年と同じ考えであったことも分かりました。なぜ衝突が起きるのか、衝突を起こさず自分や周りまでも幸せになる方法。その行動を私も実践したいと思います。できる範囲で。

「嫌われる」に比べてとても具体的です。しかし、突きつけられた課題が鋭利です。 なにをすればイイのかが、スパッ、と明確に書かれているので迷うことはありません。 しかし、まぁーー、実行するには勇気が必要です。加えて根気も！ イヤ、本当に必要なのは「しつこさ」かもしれません。 いい意味で、軽い感じで読み始めると後悔してしまう内容です。 青年のセリフが大げさに思えたので減点星ひとつです。

嫌われる勇気からの購入。アドラー心理学を実践していくうえで、ヒントとなる考えエッセンスがぐっと書いてあります。青年が教員になった設定になっているので（私は小学校教員）とても身近に感じました。生徒とどのようにアドラーを教室の中で実践していくのか。しかし教室内だけでなく、人間関係を気づく上でどんな場面でも通用する考え方が盛り込まれています。日々精進。

嫌われる勇気の続編、この作品でアドラー心理学の真髄が理解できました。1作目ですでに衝撃を受けてましたが、最終奥義は今の自分のビジョンと全く同じであり、何故、今、この本と出会ったのか？これだけ深く抉られ、涙が止まらないなんてまだまだ『葛藤』がリリース出来てないことに気付くためでした。感謝しかないです。

本書は、『嫌われる勇気』では解説し切れなかったところを補充したり、深掘りしたりしている印象です。その分、『嫌われる勇気』の方が読みやすく、分かりやすいかと思います。 2回目を読むと、学びが多くとても役立つので、繰り返し読む事を想定するのであれば、素晴らしい本だと思います。

118ページから125ページに記述されている内容がアドラーの心理学の中心になる部分だと思いますので、そのロジックで全体を構成すればもっと良い本になっていたと思います。 兄弟による傾向などはまるで占いの本ような内容ですので、のせないほうが良かったと思います。

前作『嫌われる勇気』から間を空けずに読み進めることで、また、前作よりも具体的な表現が多かったので、アドラー心理学について理解が深まりました。書かれている内容は素晴らしく、納得する部分も多いので、あとは実践あるのみです。（なかなか難易度は高いですが）

嫌われる勇気に引き続き購入しました。届くのも早く、梱包も丁寧でした。アドラー心理学を実践するのは本当にシンプルすぎるが故に難しいです。しかし、日常の中で迷った時など道しるべやアドバイスな部分で読み返していきたいと思います。