ヒトは「いじめ」をやめられない （小学館新書　３０８） 中野信子／著 教養新書の本その他

最近ユチーブで講演を聞いて大変面白かったので、家内にも知ってほしいと思い購入した。どのような内容ものか知らないので、取り合えず２０２０年代のものを中心に１１冊注文、脳内ホルモンや脳科学から見る分析で歴史・社会を捉え、良い人間関係やより良い生き方の提言など、読み易くて大変おもしろく、直ぐに４冊読み終えた。今度は最近の作品を幾つか注文しようと思っています。

人が人たる所以として持っている機能の発露としての「いじめ」組織の維持のため発動される。真面目であればこそ、エスカレートする、いじめられる側といじめる側の入れ替わる訳、回避するための方法論など、説得力のある内容だった。

いじめは動物的な脳の働きによって起きるものであることを明確に説明しています。つまり、放置したり隠したりしてもなくならず、悪化するばかりです。対処法まで解説し、丁寧に説明してくれています。

心理学を学んでいる大学生です。心理学を学ぶ上で切っても切れない、人間の体の仕組み。その中枢を担う脳の視点から、「いじめ」問題について考えていく本書は、画期的な一冊だったと思いました。

読んでその通りだと思うところがたくさんありますし、そうだったのかと思うところもたくさんありました。中野さんは、ラジオとかでも面白いので、こちらもおすすめです。

学校や職場におけるイジメが人間の進化（生存競争）に起源があり、今後も人間が生きていくうえで必要なこととなると、少し考えさせられる一冊でした。

迅速な発送と丁寧な梱包でした。とても満足しています。ぜひまた利用したいと思います。

とても興味深く読んでいます。買って良かったです。

考えさせられる。