松田聖子の誕生 （新潮新書　９６０） 若松宗雄／著 （978-4-10-610960-7） 教養新書の本その他

発売直後から欲しかったのですが、近所の本屋さんを巡って探したけど売ってなくて、ネットで購入しました。 送料も無料で、注文から手元に届くまでも予定通りの日数でした。 松田聖子さんについては、デビュー当初から1990年ごろまではファンでした。その頃のLPレコードのアルバムも何枚か持っています。 デビュー当時の逸話などはある程度は知っていましたが、この本でより詳しく知れると思うと楽しみです。 まだ届いたばかりで序章のページしか読んでないけど、これからゆっくり読んで、昔を思い出したいと思います。

松田聖子のファンというわけではないが、1980年代彼女の歌声は意図せずとも耳に入ってきた。 1980年に山口百恵がステージに置いたマイクを途切れることなく同じ年に拾い上げ引き継いだ。 そんな彼女のスタッフ・作家陣等に興味があったので購入したが、歌手（この場合、決して"アイドル" ではない）になりたいという執着・執念が熱く伝わってくる内容。 著者が彼女を発掘しハンドリングしていく様はお互いの信頼なくして成り立たなかったのがひしひしと 伝わってきた。

うーん　なるほど。だから松田聖子なのね。やっぱり松田聖子は違うな。本を読んだあと、そんなことを思いました。可愛いだけとか、歌がうまいだけでは、何十年もの長きに渡り、第一線で活躍することは難しいのが現実だと思います。松田聖子は若い頃から、他のアイドルにはない強い信念　覚悟　意思そして根性があったように思いましたし、何より音楽が好き、人を喜ばせることが好きなんだと思いました。これはもう天性のもの、感性が素晴らしいかたなんでしょうね。

「エクボの〜秘密あげたいの〜」とCMで聴いて素人でもこの歌手は売れると直感しました。映像の女性とは別人というのも、今ではよく知られてます。聖子ファンでは無いが、あれだけのクリエーターが何故大挙して集ったのか知りたかったが、その辺の分析は他人がやった方が良かったですかね。あまり釈然とした記述は無かったです。個人的にはスプリームを愛聴しているので、もう少し解説が欲しかったです（賞も取っているので）。

とても面白くて読み始めたら一気に読み終えてしまいました。若松さんの今でも熱い想いが行間から溢れ出していて、数多くの金言があります。手掛けられたアルバムの解説は裏話も含めて貴重で、音源を聴きながら読むのも楽しいです。

松田聖子さんがデビューしてからのファンなので、発売を楽しみにしていました。聖子さんのプロデューサーでなければ知らないお話満載で、一気に読み終えました。喜び、感動、涙…聖子ファンのバイブルです！

聖子さんのデビューまでにこんな大変な道のりがあったとは知りませんした。作者のシングルひとつひとつに思い入れがあると同時に、当時聴いていた高校生の私が甦りました。

早速来ました。値段も最安値で助かりました。