黄金雛 （祥伝社文庫　い２７－１０　羽州ぼろ鳶組　０） 今村翔吾／著 祥伝社ノンポシェットの本

相変わらずの面白さでした。 さすがにぼろ鳶組零巻。所々にちりばめられたちょいと出てくる主人公の仲間達。出てくるたびに「うひょ」と声が出ました。作者の思いのままに乗せられました。 ぼろ鳶の原点。テーマ「繋がる」が写実に描かれています。 末巻の解説も今回面白く何度も読み返しました。これも作者の策略でしょう。解説の方の思いに共感しましたし、私も同思いです。 次回作も今から楽しみです。私もいつかは出来れば表紙の挿し絵の深雪様の後ろ姿が見て見たいです。

今村翔吾ファンです。羽州ぼろ鳶組シリーズ全巻を一括購入しました。とてもおもしろいです。書店で購入しようとすれば、シリーズがそろっていないことが多く、その点ネット購入は便利です。これからもネットで購入したいと思っています。

このシリーズは好きで読んでいるんですが、今回のは若かりし頃のとても生意気で無鉄砲な源吾と父親の関係とかが書かれていて、ちょっと涙したりでとても面白く読みました。 次回作がとても楽しみです。

ぼろ鳶シリーズ外伝的な今作。源吾たちの、まだ青い時代の物語でした。仲間や先輩たちを思い、大人になってからの彼らを知る上で大切な時間を読んだ感じです。

若き日の源吾や勘九郎など火消しになりたての黄金の世代と、その親たちの活躍が楽しめます。くせもの揃いで面白かったです。