激動日本左翼史　学生運動と過激派１９６０－１９７２ （講談社現代新書　２６４３） 池上彰／著　佐藤優／著 講談社現代新書の本

人間の解放を志したはずの社会主義等の左翼勢力がわずかな思想的違いから、お互いに殺し合いまで行うようになったのはなぜか。対談形式でわかりやすく述べられている。特に佐藤氏の大学時代の恩師が「大人の政治」が「子供の政治」を利用する例として、民青、中核派とともに統一教会を上げている(258ページ)のは興味深い。本書は安倍元首相銃撃事件の前年に刊行されている。

東大の暴動、あさま山荘、赤軍のハイジャックなど点でしか知らなかったものが、線になりました。なかなか触れづらいところではあるでしょうけど、まずは知ることが大事だと思います。

左翼というものが、はじめて体系的に理解できました。歴史を追いながら、大河ドラマのようにストーリーとして理解できます。また、口述の対話形式もわかりやすさのポイントです。

非常に興味深く読ませていただきました。子供の頃にニュースで見ていた浅間山荘事件の背景、そこに至るまでの経緯など良くわかりました。 読んで良かった。

注文、購入確定後の迅速な商品の発送と丁寧な梱包で満足です。 他の某大手通販サイトでは書籍の梱包が雑なのでありがたいです。

池上彰の解説がとてもわかりやすいです。ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに世界情勢が気になって、この本を買いました。

ある意味一番激しかった怒涛の時代の左派の人たちの思想。よくわかり、読ませていただきました。ありがとうございました。

比較的客観的な立場と思われる共著者による、丁寧な力作に思えます。今後もこのような作業に期待しております。