未だ謎　文庫書下ろし／長編時代小説　芋洗河岸　３ （光文社文庫　さ１８－１２０　光文社時代小説文庫） 佐伯泰英／著 光文社文庫の本

「bookfanプレミアム」利用は8度目の注文です。近所の本屋の廃業により、本屋で購入するとすれば、バスで駅まで出なければ、本が買えなくなり、前回利用の「bookfanプレミアム」の対応が良かったので、今回も購入することにしました。欲しい時とタイムラグがありましたが、他ショップに比べ、送料無料なので、満足していますので、今後も上手に利用購入していきたいと思います。送料無料が嬉しいです。

佐伯泰英氏の作品は全て読んでいますが、読んで飽きないところが良い、多少でも使い慣れない漢字の読み方や使い方が分かります。 ストーリーで頭の中で想像して相手の顔や動きや息遣いが見える様です、同時に何本も進行しているので題材が似たところもありますが読み切り的な感じでどこからでも読めます。 先ずはこのシリーズ3冊ですから挑戦するにはちょうど良い、殆どが武術と事件の想像ですから推理も楽しい。

やはり佐伯先生の作品は面白いです。主人公の善次郎は全く欲がなくひたすらに鍛錬を行い、その力を周囲のために使う人物として描かれています。今回は一口長屋の秘密（？）の一部らしきものが善次郎の前に現れますが、それが長屋の秘密なのかどうかわかりませんでした。

ショートシリーズ3部作の3作目ですが、終わってほしくないゆえ、少しづつ読み進んでいます。佐伯作品の大好きなところは、必ず胸熱くなることが自分と同化するところにあるのではと思っています。これからも期待しています。

一口長屋に住み始めて2年が過ぎて、神田明神の賽銭泥棒やら、長屋に3人組の武士が現れたりどうなるのか、ドキドキしながらも結末が楽しみである。

施設に入居している父が佐伯泰英さんのファンで新刊が出たら差し入れしていますが、今回のシリーズは特に面白いと喜んでいました。