二枚の絵 （文春文庫　さ６３－１９２　柳橋の桜　３） 佐伯泰英／著 文春文庫の本

何だかんだと忙しい世の中、便利なシステムがあるものだ。 予約をしておけば知らぬうちに本が届く、忘れていても自然と読めるシステムだ。 今日も届いてサクッと読んだ、読書家としてすごく幸せな気分だ。 毎日2冊は読む生活、頭の中で映画の様に空想できる世界が堪らない。

柳橋の桜もついに後半に入りました。謎の勢力（後で誰か分かりますけど）からの魔の手を避けるため、なんと桜子と小龍太は長崎へ。そしてさらに上海へと活躍の場を広げるようです。最終巻がどのように展開しハッピーエンドを迎えるのか期待にワクワクしています。

今回は佐伯先生の三部作だと言う事で、どの様な内容なのかと楽しみにしております。 今回も父の為に注文させていただきました。 私はまだ、一作目も読ませていただいておりませんが、父は楽しんで愛読しております。 次回も宜しくお願い致します。

文化２年　1804年　桜子１７歳　長崎は、幕府公認の貿易港であった。そこに行くことによって、世界の大きさ、日本の小ささを知る。二枚の絵とは、大川での風景画だが、そこの書かれていたものは、桜子の心を打つものであった。

久しぶりの佐伯節のシリーズ。娘船頭の成長を楽しんで、物語に入り込める秀作。これからも熱く楽しめる作品を期待しています。

主人が佐伯泰英が好きなので、出版されると、毎回買ってます。最近本屋も少なくなりましたので、助かります。