犬がいた季節 伊吹有喜／著 日本文学書籍全般

ある高校に白い犬がやって来て、その犬とその高校の生徒とのお話。 ネタバレになるのでうまく書けませんが、時代の流れをうまくとらえている作品で、自分が丁度同じ世代に当たりますので、とても懐かしく、思わずその頃の出来事に対して「あったあった！」と当時を振り返っていました。 もう一度高校生に戻って、やりたかった事をやりたいなぁという気持ちになりました。 思わず本に語りかけてしまった作品です。 なかなか出会えない作品でした。

とても面白くて読んで良かったです。 ある高校に迷い込んだ一匹の白い犬が生徒とともに学校生活を送ってゆくお話。多感な時期の生徒に寄り添って、毎年新しい進路に出発していく18歳の高校生を見送る。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた時と想い続けた女の子の成長にふるえるほど感動しました。 素敵な本です。

とても評判がいい本だし、犬好きも手伝って購入しました。 読む前は犬のいる高校で犬と生徒の物語だと思っていましたが、それぞれの短編の主人公は生徒で犬は脇役でした。 でも、犬のコーシローはこれ以上ない名脇役でした。 現役高校生もうん十年前の高校生もぜひ読んでください。

あらゆる世代の青春時代を、その当時流行した服や歌などが細かく描写されているので、どんな世代の人が読んでも「あ、それそれ！懐かしい！」と思わずニンマリしてしまうと思います。 同じ世代を生きた姉にプレゼントしました。 きっと今頃ニンマリしてるはず…

まだ、読みはじめたところなのですが、青春時代の高校生たちと捨て犬との高校でのやり取りの日々が、何か自分自身の高校時代を思い出すような感じで、早く全て読みたい気分です。

複雑な理由で学校犬になった犬と毎年卒業してしまう生徒との温かい感動する物語がすばらしかったです。本の表紙も好きです。

とてもいい本でした 本屋大賞ノミネート作品ということで、期待して購入しましたが、期待負けしません イッキ読みしました

ほのぼのした話で心が温まりました。e-bookも良いですが、やはり実物の本の方が読んでいる気がしていいですね。

懐かしくもあり新鮮でもある。先の見えないこの時代、一度立ち止まって振り返ることも必要ではないかと感じた。

梱包もしっかりしていて、ていねいな対応でした。また、利用したいと思います、その際はよろしくお願いします。