バッタを倒しにアフリカへ （光文社新書　８８３） 前野ウルド浩太郎／著 光文社新書の本

生物学のポスドクの奮闘記。 研究者やるには必要とされ研究費を出してもらう必要がある。そして昆虫学はあまりお金を出してもらえる学問ではない。 研究者は国であれ企業であれ収入のある研究職を求め熾烈な椅子取りゲームを行っているのだ。 著者はそんな中バッタが大好きでバッタを研究するためにアフリカのモーリタニアに単身乗り込んだ。 その先での生活や出会い等を記録している。また、研究は知ってもらわないと埋もれたままになるのでネットやニコニコ等で積極的に発信している。 内容もさることながら文章も面白く一気に読み進めてしまった。

変わった発想の著者ではある。 その行動をするための発想が普通ではない^ ^ 現地での様々な紆余曲折も行き当たりばったりでバカと言うかポジティブで面白いと思う。 なかなか面白い書籍には巡り合わないがこれは服部文祥のサバイバル登山家なんかと同じレベルの面白い書籍ではあるよ^ ^

インパクトある表紙。昆虫あまり好きではないけど、調べてみると口コミも良かったので購入。 面白い！私は著者の文章（説明）の書き方がとても好きでした。続編もあるようなのでまた読みたいと思います。

著者は、優れたユーモアとサービス精神を備え、文才もあります。読んでいて楽しい気持ちになりました。ほろりとする場面も。研究者としての成功を祈るばかりです。

博士が現地へ乗り込んで活躍するお話しです。とつとても楽しくて、一気に読めます。ですが、前野氏前作である「孤独なバッタが群れるとき」の方が、おすすめです。

書店で買うとポイントがつかないのでポイント分でまた違う本を割引で買えるのが嬉しいです。本は買いすぎると重いので宅配してもらえるのも助かります。

昆虫好きが高じて、アフリカのモーリタニアの砂漠に出かけ、バッタの生態を研究する筆者。バッタ被害に悩む現地の人々とのふれあいも楽しいです。

子供の時の夢っていつ頃諦めたんだろう。考えて、行動するを繰り返す。これを出来る人が夢を叶えるんだろう。 そして読み物としても最高に笑える

高校の課題図書の宿題のために購入しました。プチプチの簡易包装で届きましたが、問題ありませんでした。 本自体もキレイでした。

多少の折れはありますが、美品の範疇です。 作品は、研究の何たるかを素人にも分かり易く書いてくれています。 良い買い物でした。