発達障害　生きづらさを抱える少数派の「種族」たち （ＳＢ新書　４５４） 本田秀夫／著 教養新書の本その他

医学的な正確さを担保したいのか、外部の視点から発達障害を語ってるように見受けられた。発達障害の当事者としては内面の心的・神経的プロセスに踏み込んだ社会的支援策や処世術について知りたかったので、物足りなかった。特に、ASD、ADHDの共感性について、私は当事者として現在の医学的定説に強い疑問を抱いているので、深く踏み込んで欲しかった。例えば、特異質の方のブログで主観的な体験が述べられている場合は、私はとても「共感（日常語）」を感じることが多かったが、本書ではそれが少なかった。とは言え、現在の医学的な標準診断基準に拘ることなく発達障害に向き合う姿勢には共感しました。 重複していると個々の障害が小さくても困難が大きくなる場合がある点は、ASD、ADHD、LD、CPTSD、HSPの私も非常に感じます。 小学生のころ調子づきやすく、叱られと非常に落ち込むので先生は戸惑ったようです。時に体罰も有り私は傷つき、原因が自分にある思っていました。多少謎が解き明かされました。 まだ脳機能については分からなことが多々あると思います。近い将来現在の医学的定説が修正され、私の疑問が解ける日が来ることを期待します。

本田先生のYouTubeを見ています。発達障害が重複していると、それぞれの特性が薄まって見えるなど、ととても合点がいきました。 娘が17歳でアスペルガーと診断されて、17年が経ちました。どんなに寄り添って支援をしてもザルで水をすくっているようで、なかなか良い方向に行きません。時には娘に否定的な気持ちが湧くこともありました。しかし、本田先生のYouTubeに出会ってから、アスペルガーで虐げられて来た人の苦しみを理解してなかったと思えるようになりました。 この本も本田先生の経験に裏打ちされた発達障害当事者に寄り添った内容の良い本です。

私は昔でいう「読み、書き、そろばん（計算）」が苦手で、人混みと会話も苦手で誤解させたり、されたりで何故なんだろうと苦しみました。医者からADHD・ASDと診断されました余り理解できず、本田秀夫先生の本を主治医から勧められました。読むことが苦手なのにとても読みやすく、今までの苦しみ徐々に無くなり気持ち的に楽になった気がします。

今日、読了しました。本田先生の本は専門的な内容を一般の人にもわかりやすいように書いているので、とても読みやすく、内容がすっと入って来ます。この本もとても勉強になりました。

読んで気付いたことは、自分にも発達障害の片鱗があるのではないか、ということ。大変わかりやすい事例が記載されており、それぞれの対処法も示してあります。

重複する場合、1+1=2にならず、逆に特性が薄れることがある。 等々、非常にわかりやすく、腑に落ちる内容だった。 これからも参考にさせていただきます。

わかり易く、かつ、興味深い内容のため腹落ちできました。繰り返し読んでいます。ちょっとASやちょっとADHなどの重複が理解しやすいです。

非常に役に立った、一般書店ではおいてないような商品なので、とてもよかった。今後もこの店舗を利用していきたい。

非常に考えさせられる本です。ひと昔前ではあまり語られなかった発達障害。わかりやすく書いてくれています。

ショップ、リピです。 いつも迅速で丁寧な対応を、ありがとうございます。 今後も、利用させていただきます。