「太平洋の巨鷲」山本五十六　用兵思想からみた真価 （角川新書　Ｋ－３６５） 大木毅／〔著〕 教養新書の本その他

山本五十六。日本海軍最大の偉人と言ってもおかしくないこの人物。 その実像を用兵の面から探ろうと言うのが本書の内容ですが、ハッキリ言って不満足な内容です。 ただ、山本五十六と言う個人が日本海軍と言う大組織の中で孤軍奮闘しながらも未発達だった航空戦力を一面にまで育て上げた。 また、山本五十六も決して間違いを犯さない人物ではなかった。 ここら辺を客観的に書いてまとめた内容は評価したいです。

山本五十六のあまり知られていない側面を読みやすい筆致で進めていて、たいへん読みやすい。改めて太平洋戦争の前夜の動きを知ることになり、昭和史がわかってきた。

山本五十六の通史は、いろいろとあるけど、本書は「戦略」「作戦」「戦術」の視点から、山本五十六の一生を見ていて、他の書籍とは違う視点で楽しむことができた。

言わずと知れた名著です。人間・山本五十六も分かり、また、第二次大戦の敗戦で何が宿痾だったのか、分かりやすく、歴史を学びたい人におススメです。

本の状態は良好でした。 発送までの手続きもスムーズで非常に満足しています。本の内容も勉強になりました。

対応良。 梱包良。 商品良。 3000円以上で送料無料なのも良。 これからも値上げせずに続けて欲しいですね。

新聞広告を見て購入しました。いい本です。