tailwalk BOATGAMER SSD S610ML シーバスロッド

多くのメーカーが採用する4軸、高弾性ロッドはキャストは気持ちいいし、ジャークもキレッキレで最高に思えるがロッドの反発力＝復元力が強過ぎる。 ボートシーバスで避けたい事 1.フッキング、エラ洗いでバラす。 2.ロッドが曲がってくれないと船縁でバラす。 高弾性ロッド（カーボンt数が高い）は反発力復元力が強すぎてベリーからバットまで綺麗に弧を描かず、バットが強すぎて直線的にバタッバタッとクイックに跳ねる。 このロッドは？ 中弾性カーボンをメインに適度にグラス。 ティップからベリーでまず曲がり、バットがトルクを持ちながら曲がる。高弾性にありがちなティップベリーだけでシュッっと速いキャストをしなくても、ルドラやIP26などのルアー重量なら曲がる範囲が広い事で楽に飛ばせる。 高弾性は船縁でいざネットインって時にでバレやすい。ロッドの追従性、しなやかさが無く、反発復元力が過剰でポンポン直線的に跳ねた結果、口切れでバラす。同じ70cmクラス船縁写真左が高弾性。右が中弾性。左は直線的でベリーバットが仕事してない。右は本ロッドイメージ。プレジャーボートで時間を掛ければワラサ、サワラも獲れるパワーあり。

東京湾サワラキャスティングに使用 持った感じは軽くて結構軟らかい印象です。 ウエイトMAX30g表記ですがアンダーキャストなら自己責任ですがブレードジグ40gでも問題無し。 しなやかなのでバイトも弾きにくく、バラシも少ない印象です。 魚を掛けたあとはしっかりロッドが仕事してくれます。 綺麗な曲線で弧を描きつつ、バットは残るので5k位までの相手なら不安無くやり取り出来ました。 パワーファイトではなく掛けてからの駆け引きを楽しみたいという方にオススメです。 個人的にもう少しガイド径が大きければ満点です。

10g前後のルアーはもちろんのこと、スペック上の上限である30gのルアーも（当たり前ですが）難なく扱えます。 シーバスはもちろんのこと、小型の青物、バチ抜けペンシルでのメバルやジグヘッドでのガシラにまで使っています。 シーバスロッドではありますが、ボートフィッシング全般に使える使いやすいロッドだと思います。

さすがに価格だけのことはあり、重さ、使い易さともに申し分ないのは当然として、使われている部品もしっかりしたもので、仕上げも重厚感がある。

春のボートサゴシのために購入しました。 持った時の感想は、まぁーこんなもんかって感じです。 早く春が来ないか、待ち遠しいです。