GP Car Story Vol.33

GP CAR STORYは1990年前後のマシンの際には必ず購入しています。これまでは毎回、懐かしく読ませてもらい、何度も読み返したりしていましたが、今回はちょっと様子が違いました。読む前まではいつもと同じく非常に楽しみだったのですが、読み始めると開幕戦までは期待MAXだったのにシーズンを通しては非常にガッカリ（残念）な結果に終わり、認めたくない現実と、やりきれない気持ちをしばらく引きずっていた当時の頃を思い出してしまい、気分がどんよりしてしまいました。これまでなら何度も読み直すのですが、今回はそんな気にはなれません…。逆に言えば、昔はそれだけ夢中に熱くなれるものがあったんですね。いつから無くしてしまったんだろう…、更に気持ちがどんよりしてしまいました。ちなみに本の内容自体はいつもどおりとても良かったです。

商品、無事に届きました。日本人初のフル参戦ドライバーの中嶋さん、ページをめくっていくと、最後の日本GPでの残念なリタイア直後のコースを渡りながらスタンドに手を振る中嶋さんがデカデカと2ページ分取り上げてました。私は、当時、高校3年で、テレビを見て残念だけど仕方ないと思うのと、これまでお疲れ様でした。残り1レースのアデレード頑張って下さい。の気持ちと感動をありがとうの気持ちが、今一度改めて蘇りました。本誌は、ティレル020を、メインに取り上げられていますが、翌年の故アンドレア．デ．チェザリスとオリビエ．グルイアールが乗ったティレル020Bイルモアと、更に、片山右京さんとアンドレア．デ．チェザリスのティレル020Cヤマハが、少し取り上げられています。大変見応えのある本だと思いますよ。

F1カテゴリーの日本人ドライバー第１号の中嶋悟さんの最後のマシンで、ホンダV10を積んだマシンで、当時、私は、凄く期待していましたが、タイヤが当時のピレリだと、グッドイヤーには太刀打ち出来ないのは、知ってましたが、タイヤはともかく、ギアボックスやステアリング系のトラブル等に見舞われてリタイア多い印象が残ります。最後の日本GPも鈴鹿のS字コーナーで直進してタイヤバリアに直撃したのが、忘れられません。当時、テレビを見てたのですが、実況の古舘さんの罵声も聞こえて、とても悔しかったです。中嶋さんは、もっと悔しい思いだった事だと思います。この商品は、開幕戦のアメリカGPから最終戦のオーストラリアGPまでの1年に渡る紹介と開発の経緯がある商品で読み応え、見応えありの商品です。

このシリーズが好きで、良く買ってます。今号はティレルの中嶋さんの最後のマシンなので、即、買いました。素人目に見て、チャンピオンエンジン、昨年の良いシャシなので、もっとポイントが取れると思いましたが…。その辺の解説も、内容に書いてあります。

このシリーズはF1マシンの検証、当時の関係者へのインタビュー記事と内容が盛り沢山で、詳細が分かる写真も多く本の値段入手対し非常に楽しめるものです。この号は中嶋ファンの方は逃せないと思います。

毎号欠かさず買うシリーズ雑誌ですが、今回は日本人F1ドライバーである中島悟選手がドライブしていたディレルの特集です。彼の引退時のマシンとしておなじみの020。当時を思い出します。

数ある歴代F1カーの中から厳選した1台を詳細に説明するGP CAR storyは全巻購入しています。今回は名門ティレルの020で関係者のインタビューや開発秘話など読み何処満載です。

やはりこの時代の車がカッコいいです。このマシンは非力なエンジンでワークスチームを苦しめたのでとても気になっていましたが、チーム事情など詳しいことがわかったので楽しめました。

GP car StoryはF-1の歴史を学ぶ教科書です。 今読むと当時の記憶も甦るし、新たな発見もある。 読み応えありますね。

中嶋さんの最後のマシン。当時の色々な秘話も聞けてとても良いですね。このシリーズは毎回購入しています。