ぼくは海になった　東日本大震災で消えた小さな命の物語 うさ／さく・え 日本の絵本

東日本大震災10年目のタイミングでこの絵本の朗読を聴き、すぐに手元におきたくて購入を決めました。作者のうささんの愛情溢れる絵がとても優しくて可愛い。津波で命を落としたチョビとお母さん、残された娘さん。チョビの一途で純真無垢な魂が愛おしくて涙が止まりませんでした。あの日、犠牲になった多くの命。その中には語られることは少ないけれど、家族と同じように愛されたペット達もいた。お互いを大切に思う気持ち。人間同士は勿論、ペットとの間にも愛と信頼で結ばれた絆がある。命の重みを感じました。折しもコロナ禍での自粛生活から安易にペットを飼い、手にあまると簡単に手放す、そんな話をよく聞く昨今、色々と考えさせられる作品でした。

「赤い糸」の絵本を読み、内容や絵に惹かれ、同じ作者兼絵をかかれてる、うささんのこちらの絵本にも興味が湧き購入。 買って良かったです。 大人から子どもまで東日本大地震での出来事、その時の事が伝わる絵本でした。

とにかく泣けます。そして震災がおこったとき、そのことを受け止め前をむく勇気！自然災害はいつおこるかわからないので、子供たちに伝えていきたい絵本です。

忘れて逝く、震災の中に小さな命も沢山有る事を、孫達にわかるように購入しました。 沢山の動物達も波にのまれて亡くなった事を、悼みながら読み聞かせてます。

悲しくせつない話ですが、これはこれからも起こり得る問題がいろいろ定義されていて考えさせられました。

福島の支援に、殺処分、動物の命のたいせつさを痛感しました。学校の道徳でつかほしいです。