書評の星座　紙プロ編 吉田豪／著 ブックガイド

大好きだった連載企画が一冊にまとまった第二弾？これを読むと、掲載されている本を全て読んだ気になる不思議な本。忖度なく評価するので、高田〇彦に呼び出しを喰らう伝説もあるほど。痛快な本だけど、まとめて読むと少し毒がきつすぎるかも。1週間に1号分を読むくらいのペースが丁度いいかもしれませんね。

1995年と言えば新日本とUインターが東京ドームで全面対抗戦を行った年。 その頃から現在まで続くプロレス・格闘技本の書評をまとめた１冊。 これとゴン格編を読み通す事で、プロレス・格闘技の歴史が紐解けます。

名作から粗製濫造されてダメ本まで、豪さんの書評を読むとどれもこれも読んでみたくなります。 少々お高い一冊ですが、ボリュームや内容の濃厚さを考えれば文句なくオススメできます。

書評の星座ゴング格闘技編に続いて紙プロ時代の書評の総集編になる本書。ゴング格闘技編に比べるとマイナーな本が多いが内容が濃く読み応えあり。

しっかりと梱包してご送付いただきました。 ただ、注文から発送まで少々時間がかかった感がありました。もう少し早く届けてほしい。

吉田氏の本はいつも楽しみにしています。 切れ味鋭い文章は健在でした。 マニアのための辞書としては秀逸な企画です。

吉田豪の紙プロでの連載書評を集めた1冊。今よりずっとギラついてる吉田豪の文章を堪能したい方におすすめです。