感染症の日本史 （文春新書　１２７９） 磯田道史／著 文春新書の本

ようやく、読み終えたので投稿します。主に中世の市井庶民の著述（日記、書簡、手紙等）を読み解くことから、当時の世相の共通理解等を明らかにしようとする著者の姿勢が好きです。江戸時代、藩に依りけりですが、経済支援の思想が既にあった事に関心しました。200年以上内戦の無かったパックストクガワーナの恩恵でしょうか。200年も平和が続けば人間はまともな事、公助、共助の精神が醸成できんものなのかと思いました。

家にあった著者の他作品を久しぶりに読んで懐かしくも面白く、昔大量にコレクションしていたのですが諸事情で処分した作品を再び入手すると決めました。当時持っていなかったものもありますがやはり面白く今後もディグります。

最近TVの教養番組でよくお見かけする磯田道史氏の本です。コロナの時代を乗り越えていくにあたって、これまで日本でおこった感染症の歴史、当時の人々がどのようにして感染症と闘ってきたかを解説されております。

コロナ禍でぜひ読んで欲しい本です。一般の人だけでなく、政治家や官僚にも読んで欲しいです。感染症は古代からあったわけで、日本人がどのように感染症と闘ってきたか、とても参考になります。

コロナ禍から少し遅れて読みましたが、歴史をこんな観点から見てもこんなに学べることがあるのに、後世がそれを活かしきれていない。なんてもったいないんだろうと強く思いました。

磯田さんの動画を見て、歴史を学ぶことの大切さを実践するようになりました。磯田さんの話は動画でも本でもすごくわかりやすく、具体的事例に伝わるので読み飽きないです。

このコロナの情勢にあって、歴史から学ぶことができます。今の状況は短期間に変わることはありませんが、これからを見据えて生活することを考えるきっかけになりました。

磯田先生の天災の本と一緒に購入しました。綺麗な梱包、綺麗な中古品で、問題ありません。昔の感染症を振り返る面白い１冊てます。磯田ファンなら必読の書です！

商品発注後、とても対応が早く、綺麗に梱包されて届きました。また利用したいと思いました。この度はありがとうございました。

歴史には単に記録、それも史実だけのものかと思ってました。 具体的な数字や統計から導き出された歴史書には驚きました。