世界史のなかの昭和史 （平凡社ライブラリー　９０５） 半藤一利／著 平凡社ライブラリーシリーズの本

半藤一利さんの昭和史は当時の政府、軍部の政策をよく説明してくれている。その時、世界はどのように動いていたかも、教科書では教えてくれなかったことを書いてくれている。また、日本人の性格を踏まえて、外交下手と言われる日本がよく理解できた。未来を生き抜くためには、いかに外交上手になるのかも理解できる。世界はそんなに甘くないことを理解するうえでも、手元に置いて何度も読み返して歴史を学ぶ必要があると思う。また、昭和史、昭和史戦後編も同様に日本人の性格の欠点まで伝えてくれていて、参考になった。自分は昭和史の4冊を手元に置いている。

昭和史は100年も経過していないが、日本の歴史の中で最大の激動史と思います。その激動の歴史の中にいた自分を振り返る意味で、歴史を再確認している。歴史は結果だけが紹介されていいるけれど、結果に至る過程が非常に重要であり自分から興味を持って勉強しないと身につかない。世界史の中の昭和史は教科書では知ることのできない裏の知識でいっぱいです。 歴史は知れば知るほど奥深い。人間の思考判断は歴史の中で繰り返すので恐ろしく不気味です。

半藤一利ファンです。 昭和の歴史ってカリキュラムの都合か、教育現場で軽視されがちな気がします。一方で現在の日本の姿につながる最も重要な時代だと思うのです。それは良い部分も悪い部分も。 この昭和の時代からは学ぶことは非常に多く、改憲議論や先進国から脱落しそうな現状を考えるに当たり、心地の良い部分だけではなく、その背景にある出来事を自らも勉強したいし、皆にも学んでほしいところです。

池上彰と東工大生の読書会を本にしたものがあり、そこで課題図書として議論されていたものです。解説や議論が非常に興味深かったので、歴史をテーマにした本を買ったことがなかったのですが、購入しました。

昭和史について学びたい方は、半藤一利氏の書かれた本書とそのシリーズ書籍の一読を、お薦めします。因みに、半藤氏の妻君は、文豪夏目漱石のお孫さんの一人である半藤末利子さんです。

昭和の中ごろの経済成長期に生まれ育った者にとって、この本は、近くて遠い戦前の日本と世界を明確に、また小気味よく解説されていて、その時代が線から面になった心持ちです。

前回は昭和史を買ってまだまだじっくりとは読めていないけど、面白くまた、ウクライナ情勢もあり、まだまだ深掘りしたいと購入しました。

梱包も丁寧で迅速に届けていただいた。また、依頼したいと思っている。

半藤一利は大変好きな作家であり、手元に置いておきたい一冊です。

丁寧に包装されて送られてきました。 ありがとうございました。