松隈ケンタ流ロックＤＴＭ入門　パソコンとギターで始める「ワンコーラス作曲法」 （Ｓｏｕｎｄ　＆　Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ　Ｍａｇａｚｉｎｅ） 松隈ケンタ／〔著〕 音楽編集ソフト（DTM）の本

作曲はギターとキーボードで以前からやってたけど、DTMはこれからです。 なので、DTMの教材が欲しくて購入しました。 あくまでも入門書であり基本的な内容なので、既にDTMで長く作曲されてる方には物足りないかも知れません。 でも機材集めから始める方には、とても参考になると思います。 とくにオーディオインターフェイスは、この本を読まなければ間違った買い方をしていました。 あとはミックスの仕方が参考になりました。 読んでおいて良かったです。

壁を感じがちな音楽理論はほとんど出てこず、作曲初心者でも抵抗なく最後まで読み進めることができました。 特に印象的だったのは、「初めから良い曲は作れない。とにかく数をこなせ！」というアドバイスでした。最近は「作曲は簡単！誰でもすぐにできる！」というような、ある種無責任というか、リップサービス的なうたい文句が溢れていますので、こうした現実的なアドバイスにはとても勇気付けられました。

DTMは取っ掛かりの面倒臭さでつまづく人が多いので（教則本の読みにくさも一因かと）、その解消を目指す本書はタイトルだけで企画勝ちだと思います。実際、Studio Oneを持っていればすぐに実践できて楽しめます。こういう最初のハードルを下げた教則本を若いミュージシャンがどんどん出してくれると嬉しいです。

最安値で購入できて大変満足です。商品も全く問題なく良かったです。また利用したいと思います。ありがとうございました。