君のクイズ 小川哲／著 日本文学書籍全般

わりとサクサク読める1冊でした。 完全にあるクイズ番組の決勝の振り返りなので、マンネリすると思いましたが、実際のクイズプレイヤーがどんなことを考えているのか、またヒントになるものは実は問題文だけではないということまでわかり、それはそれで面白かったです。 本屋大賞ノミネート作になるだけはある作品だなと思いました。

新たなミステリー本だなぁと斬新な感覚がありました。謎解きという面では、展開が複雑であったりトリックが難解であるという風ではなく、巷のクイズ王はどうやってクイズに挑んでいるのかという視点で考えさせられる内容でした。 人や物の描写が素晴らしいなぁと思いました。 TVのクイズ番組も違った目線で観られるかもしれません。

東大王などのテレビで見るクイズのことがよくわかりました。東大王でよく見る、わかりそうと感じ、とりあえずボタンを押してから考えていることなども、とても興味深かったです。問題を読む直前にボタンを押すことにもちゃんと理由がある、なるほどな〜と感じました。私はすごく面白い本でした。

クイズプレイヤーは、こんな風に考えているのか…と体験しながら読んだ感じです。 一文字も問題が読まれないうちに正解したのはなぜ？と思いながらサクサク読んでしまいました。

材代が鋭い。クイズ番組が好きな人は興味深く読めると思う。落ちは弱いといえば弱いが納得できる閉め方にはなっている。世の中そんなもんよね。

他店よりもお安く購入できたので嬉しいです。状態も良く早くに届き満足しております。また欲しい本がありましたら利用させていただきます。

今までにないクイズ番組の謎を追うミステリーで、新鮮でした。分量は少ないですが、内容は濃く、とても興味深く読ませていただきました。

この本を読んだ後ではクイズ番組の見かたが変わります。フィクションですが、なんともリアリティのあるストーリーで読み応え抜群です。

一言も問題を聞かないでクイズの答えを当てるって、いくら小説とはいえ無理があると思ったのですが。よくできてました❗️