暗殺 柴田哲孝／著 日本文学書籍その他

トランプ暗殺未遂事件と被さって一気に読んだ。 安倍晋三暗殺事件の後、この二年間スッキリしない状況が続いてきた。フィクションの形式を採用しているが、妙にノンフィクションの感覚でスッキリしない事が謎解きされ、腑に落ちることが多く読み進めた。事件後二年過ぎても、まだ犯人の公判すら始まっていない。 アメリカのシークレットサービスに対するマスコミ、国会議員は素早く責任者が辞職に追い込まれ、真相解明の動きが始まった。日本のマスコミ、警察、国会議員の対応と対比するにつけ暗澹たる気分になる。

気になっていた事件だったので、フィクションとわかっていながら購入しました。リアル感が強烈にあり、あっというまに読破。可能性はむしろ高いのではと思いました。戦後日本は変わってきた事、変わらないで受け継いで残って闇になっている事、ここに来て行き場がなくなり、爆発した感じで全て表に出てきます。これから新しい時代です。

youtubeで紹介されているのを見て買ってみました。 臨場感がすごくて、一気に読みました。フィクションだと分かっていても、まるでこの小説が真実を書いているような気持ちになってしまいました。 たった一人の人間が、いかに日本にとってかけがえのない存在だったのかを再度思い知らされた気分です。

フィクションではあるものの、虚実の境目が見えない独特な感覚に引き込まれて一気に読み通すことができました。元号に隠されたレトリックには鳥肌が立ちました。また、しばらく書籍から離れていましたが、この本を読み終え元首相への思いを新たにしました。

読む時期を間違えたが正直なところ。 のっけから引きずり込まれ寝るのも忘れ読みふけっていたが、深夜になるとパリオリンピックにも熱中。朦朧とした状態で一気読みしたんで、オリンピック、パラリンピック終了後に、再度、熟読します。それほどの作品です。

文体や単語が馴染めずちょっと難しく感じましたが、飛ばし読みでもなんとか理解でき、なかなか興味深い内容でした。 やはり、被告の裁判が遅々として進まないのはこの本の内容に関わらず、なんらかの理由があるのではないか、と考えさせられました。

大変に興味深い作品でした。 一気に読み終えましたが、たぶん今後何度も読み直すでしょう。 何故なら、登場人物を実在の方と重ね合わせると過去の出来事の裏側が見えてくるからです。 まさにノンフィクションのようなフィクション作品でした。

自分が想像していた事件の核心をわかり易く解説されている感があり、ついのめり込んで一気に読んでしまいました。先日の事件は種々説はあり、何が本当かは分かりませんが、自分の説を後押しされた感もあり、かなり読み応えがありました。

読めば読むほどハマっていきました。小学生だった頃に起こっていた事件と現在起こっていることの関連性、リアリティーが凄すぎてフィクションに思えないです。事件の真実を私は知った！と錯覚する位のリアリティーがありました。

実際に起こった暗殺事件を元に書かれた作品でとても面白かったです。実際の事件も実行犯が主犯ではなく、計画したのは他にいてそれに加担した奴等も多数います。現職の議員にも。多くの方に読んでもらいたい作品です。