警視庁公安部外事課 勝丸円覚／著 事件、犯罪ドキュメンタリー本

独立した情報機関がありスパイ活動防止法を有する他の先進国ではテロが散発的に起きているのに、それらがない日本ではテロが起きておらず治安が良い状態に保たれている。日本が安全な理由の１つがこの本に描かれていた。平和や安全は偶然の産物ではなく、ひた向きな使命感を持った名も知らぬ戦士たちによって維持させていることを知った。人道上法律や規則を破る描写もあるが、その時感じたであろう孤独感や恐怖感はさぞかし大きかったであろう。映画やドラマで再現されることを切に望む。

世界では国際情報を専門に受け入れるがあるのに、我が国では警視庁の一部署にしかそれらを扱う部門がありません。最近、ロシアのウクライナ侵略を通じて、ようやく国際情報も専門分野の待望論が湧いてきました。かつては、陸軍中野学校のような優秀な専門機関があったのに、戦後の民主主義風潮に押されて縮小されてしまいました。そんな中このような部門で活躍されている人たちを理解するのに有用かもしれません。

日本の事なのに全く知らなかった世界を見たな！見たいに顔も分からないけれど、ありありと目の前に情景が広がってきます。公安部外事課の皆さんの弛まぬ努力と言いますか 頑張っておられることは知らないだけで申し訳ない ありがとうございますと伝えたいです。

読みやすくサクサクと読み終えました。 なかなか知ることのできない世界を覗いた気分になっておもしろかったです。 扱う内容上仕方のないことと理解していますが、これ以上は書くことができないという項もあり、もっと詳しく知りたいと思ってしまいました。

こうゆう題材の本があまりなかったので面白かったです。内容はもっと掘り下げた内容を期待してましたが、国家機密もあるのでこれが限界なんだと感じました。 将来の国家のことを考えると諜報活動の必要性は強く感じさせる作品になりました。

警察と言うと警察24時に代表されるように、刑事と交通そして交番の方しかスポットライトを浴びないとういイメージですが、公安の方もそれ以上に私たちを守ってくれているのですね。多くの国民に読んでいただきたい、良書です。

公安警察に関する書籍は、少ないと思います。少しでも公安警察の大変さを知りたければ必読書です。ハニートラップの恐ろしさを知っておけば自己防衛にもなります。

単純に読みやすい。 よくある自叙伝や小説のように長くツラツラと書かれておらず、短編集のように編纂され、ひとつひとつの話が非常に読みやすい

どんな風に働いていたのか興味があってすごく楽しく読めました。安全に守って下さっていること感謝の気持ちです。ありがとうございました。

知らない世界を知らせてくれるのが、本。本で色々な世界を知り、知識を広めるようにしています。縁のない世界が身近に感じられます。