母という呪縛娘という牢獄 齊藤彩／著 事件、犯罪ドキュメンタリー本

親子関係の破滅の究極である。親は子のためと思い、先回り。いつの間にか、親の見栄や欲望にすり替わってしまっていることが多いのではないか。生まれたての無力で真っ白な子は親の言いなり。自分のためなんだと思い育っていく。小さな歪みがどんどん蓄積していく。取り分け、思春期以降も、そのメカニズムに気がつかなければ、高確率で、結果は最悪を迎える。本ノンフィクションの如く、殺人に行きつくケースはまれであろう。しかし、このような尊属殺人は過去に例は多々ある。緻密な取材に基づく文章は読みごたえがある。程度こそ違え、どの親子にも起こり得ること、起こっていること。読みながら、我が家の子育てを見つめ直した。

何度もSOSを出していたにも関わらず、最悪な結果になってしまった。 こんな事件が後を絶たないが、報道される度に空しくなる。 子どもを支配し続けた母親はどんな子ども時代を過ごしたのか… 話題の本でもあり、書店では買えず、ネットでの購入で、迅速な対応ありがとうございました。

さすがはノンフィクション。切迫感が満ち溢れていました。ただ、娘さんが90キロ以上に体重が増えたというのは、食欲もあって「そこまで追い詰められてたのか？」という疑問も持ってしまいました。

テレビでこの話を聞き、本が出ていると知り、どうしても欲しくて即購入しました。 綺麗に梱包されていて、良かったです。 届いてすぐ読み切りました。展開が早く知りたくて一気読みしてしまいました。

近所の書籍には売っていなくて 利用しました。誰でもなりかねない母親像。 子供に期待する思いが呪縛に変化して行く。 お受験を考えてる母親は共感できる面もあるかと考えさせられる一冊でした。

さすが元記者さんの執筆だけあり、とても読みやすい文章でした。 幸せな内容ではないものの、一気に読み進めたくなる本でした。 一読おすすめです。

なかなかな内容が単純ではなく、奥深い闇が、見えてきます。史実に元っいた内容ですので、ある意味おもしろく、リアリティがあります。

早い対応で助かりました。なかなか本屋に行く事ができなかったので、欲しい時に読めるのはありがたいです。