食の戦争　米国の罠に落ちる日本 （文春新書　９２７） 鈴木宣弘／著 文春新書の本

今、日本がどういう状況にあるのか、農業を通して恐ろしいほどよくわかる本です。日本人は、食というものをもっと真剣に考えるべきだと思う。 　知らされない情報を、もっとマスコミに貪欲に請求するべきだし、知る努力をすべきだと思う。 国民のほとんどが知らないうちにゆるく法改正され、海外で禁止されている農薬が入ってきたり、肥料が2倍、3倍と値上がりしているとか、野菜の種が輸入に頼っている状況で海上封鎖されたらどうなるかとか、生産者が直面している現実を消費者はもっと知るべきだと思う。

欧米の食糧自給率（穀物）が高いのは、圧倒的な額の補助金を農家に注ぎ込んでいる為です。 欧米の農家は農産物価格が下落した分を、政府からの補助金で補填出来る為、生産を続ける事が出来ます。 対して日本の農家は、その様な補助金の支援をなく、その中でも苦しい農産物生産を続けており、それが食糧自給率が上がらない大きな要因の一つにもなっています。

今、食料が不足する可能性があるから、コオロギを食べろみたいなことを政府主導で行われている。ワクチン同様、騙されない様に少しでも知識をつけようと購入しました。 まだ読み終わっていませんが、大変興味深く、楽しみながら読んでいます。

日本の食に対する危機が心配です。農家さんや林業、漁業に携わっている方々の苦労と苦悩を日本の皆さんに知って欲しいと思います。食の危機は国防の危機です。今後私たちは食べる物が無くなるのではー　

注文してから発送まで早くて助かりました 本屋さんで探してもなかったのでこれからはこちらで探して購入しようと思います