マンガ人類学講義　ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか 奥野克巳／著　ＭＯＳＡ／著 文化人類学の本

人として生きる上で、とても基本的な人生観を教えてもらえたと思います。縄文時代の日本人について、最近、理想的な団体生活だったと言われていますが、この本に書かれているプナンの人々も、共通するものがあるのではないかと感じました。欲にまみれた現代では、ワンネスの精神と言うのは簡単ですが、行うのは難しい。でも執着を捨てることが出来たら、人はなんて自由に生きられるのだろうと思いました。そして、なぜかこれからは、そんな時代がやってくるのではないか、という予感も感じる本でした。

漫画なのでスーッと入ってきます。私達の常識や観念を覆させられる感じで、内容に引き込まれあっという間に読み終わってしまいました。硬くなった頭や心をほぐしてくれる感じがします｡

文化人類学の入門書 フィールドワークによって文化風習、物事の捉え方、考え方つぶさに見つめて、自分達との違いを発見する。その過程をマンガで分かりやすく表している。 面白かった

梱包も丁寧かつ、素早く配送頂しました。これからも利用したいと思います。近隣の書店では置いていなかった為、非常に助かります。