初歩からのシャーロック・ホームズ （中公新書ラクレ　７０６） 北原尚彦／著 中公新書ラクレの本

ホームズ研究家またシャーロキアンとして有名な北原尚彦氏による2020年11月発行の考察書。 タイトルは『初歩からの〜』となっていますが、筋金入りのシャーロキアンにとっても、これからそうなっていこうとする全くの初心者にとっても、『そもそもシャーロック・ホームズとは何なのか』という概念を深く理解するための資料や考察が僅か250p足らずのスペースにこれでもかというほど詰め込まれており、それでいてテンポ良く読みやすい文体と構成はまさに秀逸の一言。 シャーロキアンが"正典"や現代の様々な関連作品に触れた折にふと抱きがちな疑問についてもシッカリ押さえられており、読み進めるたびに背中の痒かったところに手が届いたかのようなスッキリ感があります。 レビュータイトルに書いた通り、初心者向けの入門書としてもマニア向けの専門書としても極めて秀逸な、全シャーロキアン必読級の良書と言えるでしょう。 これは間違いなくオススメです(*´ω｀*)

シャーロックホームズ アーサー・コナン・ドイルが生み出した世界一有名な探偵であり、殆どの人に説明は不要だろう。 だが、それ故に初めてホームズを知る人には最適な本がイマイチ無かったワケで、その問題を解決してくれた本作に感謝。 初歩と言ってるが、かなりのマニアでも満足する内容となっておりホームズの教科書と言ったところだろうか。

知っている様で知らないシャーロック・ホームズを短時間で一通り知る事が出来ます！ どこから読めば良いのか分からない原作本の読み進め方のアドバイスも明確で入門書として最適でした。

新聞広告を見て本の内容が気になってこちらから購入しました。まさしくシャーロックホームズの入門書のようで読みやすかったです。

大変めちゃくちゃ実に非情に良い。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。