”蒙古の怪人” キラー・カーン自伝 / キラー・カーン 〔本〕 スポーツノンフィクション書籍

あまり日本では知られていなかったアメリカでの活動について詳しく知ることができました。こうして見ると、アメリカで「成功した」と言える日本人レスラーはカブキとこのキラー・カーンぐらいかなと思いました。なので本人も日本のシリーズ参加時の待遇について不満を感じていたのはまんざらでもなかったのでしょう。 本書の内容には概ね満足ですが、最後の「包丁持って長州力を...」の下りが必要だったのかなと思いました。

初の自伝。よくインタビューで語っていた話もありますが、はじめて聞く話もあるのでカーンの現役時代を知っている人は面白く読めると思います。カール・ゴッジに手ほどきを受けていたのは知りませんでした。

この本を読んで、まだいろいろと知らなかったことがわかりました。昔の新日本プロレスが好きな方は一読の価値があると思います。

迅速、丁寧な対応ありがとうございました、本はキレイな状態でした、内容については省略させていただきます。