老いる意味 うつ、勇気、夢 中公新書ラクレ / 森村誠一 〔新書〕 中公新書ラクレの本

功成り名遂げた大作家、森村誠一氏ですら老境を迎えるとうつになるということに驚きを感じました。 本書には、通院当時のメモ書きや、担当医への手紙が載っていますが、窮地であえぐ様子が赤裸々に記されていました。 自分の弱い部分をさらけ出してまで読者に自身の体験を伝えようとする強い意思には頭が下がりました。

森村誠一さんといえば人間の証明。人間の証明といえば松田優作さん。自分のような世代の方はこのような連想をされる方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。松田さんの息子さんたちが大活躍しているこの時代に森村さんが出された著書とそれに記された生き方。感動ものです。

期待以上でした。実体験は何ものにも変えられない。８０歳間近の父に読みたいかと聞いたら読みたいと。今貸し出し中です。感想が楽しみ。星4なのは、私のような下々の者には当てはめられないところ。作品のせいではなく、私の生活レベル&知能かと。

歳をとってくるといろんな人のエッセイを読みました。そんな中でのこの一冊かなり期待して読みましたがそれほどかんじるところはありませんでした。私だけでしょうか？もう一度読んで再度レビューします。

母親へのプレゼント用に購入しました。自分たちの世代には、社会派の売れっ子作家のイメージだった著者の変遷ぶりにびっくりしましたが、変に隠し立てせず、率直に書かれている姿勢に好感が持てました。

赤裸々につづる老人性うつ病のつらい闘病生活に関心をもち心を痛め、身につまされる想い出よみましたが、何歳になつても克服出来ることを喜び、又人は何歳になっても、夢をもち続けられる事を学んだ。

使用装填する前の封印テープが剥がれにくい。古い在庫品の感じがした。装填後の使用には問題なく、現在も順調に稼働している。入荷に3〜4日掛かったが年末近かったので止むを得なかったかな。

森村誠一さん、一時は老人性うつにくるしんでいらっしゃった。その時のエピソードはなかなかに壮絶。それを乗り越えての養生訓はいいですね。

バッグに入る大きさなので持ち歩いています。病院に行く時や電車の待ち時間に読んでいます。作者の体験談で意外な一面を知る事ができました。

９０歳近い母に頼まれて注文させていただきました。生き方について考えさせられる作品だったようです。私も借りて読んでみようと思います。