日本史サイエンス 蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る ブルーバックス / 播田安弘 〔新書〕 講談社ブルーバックスの本

「アルキメデスの大戦」の製図監修者で造船のエンジニアの方が物理的、数学的に歴史を検証するところが大変面白いです。 蒙古襲来では船や武器の構造、海流、上陸地、船酔い、などに着目。秀吉の大返し、戦艦大和の生涯も科学的根拠に基づいた解明は目から鱗です。

綺麗に梱包され、直ぐに到着。本の内容も数学苦手な人にはムムムの部分もあるが、歴史上の事実と計算とを突き合せて推理し、推理過程全般が目からウロコ感があり面白い。元寇、中国大返し、戦艦大和の流れも腑に落ち、真摯な技術者から学べる良書です。

日本の歴史を科学的側面から検証した点は非常に面白かったです。歴史上の出来事を当時の科学技術で可能だったかどうか考えてみると、また違った歴史の捉え方出来るかもしれないと想いを新たにしました。

途中、計算式など出てきて面倒くさいなと思う部分もあるけれど、読み進めるにつれて、なるほど、そうですよね、物事は昔もいまも現実に則して考えることが大切だということを教えてくれました。

３つの日本史における疑問点を、数字と科学で非常に明快な仮説を立てられています。個人的にも関心のあるテーマであったため、あっという間に読み切りました。楽しく気持ち良い内容でした。

日本史の中での重大な出来事3件について、独自の専門的な見地から分析しており大変に面白く読めたが、数学が苦手な人にとっては難解なものになる可能性が大きい。

たいへん人気がある書籍のようで、売り切れが長く続いてようやく購入できました。内容についても理系からの視点で興味深く、たいへん勉強になりました。

義父に頼まれての購入です。 新聞広告で知って興味を持ったようです。 たくさん本を読む人ですが、この本も気に入っているようです。

着眼点が新鮮で楽しめましたが、少し冗長に感じました。全体的に第一章が面白く、だんだんうーんって感じになりました。

なかなか楽しい内容の本でした。 日本史を科学的に分析していて、こんな視点から歴史を探るのは面白かったですね