ブルーピリオド　６ （アフタヌーンＫＣ） 山口つばさ／著 講談社　アフタヌーンコミックス

八虎が絵を描くことを知り、その魅力に惹き込まれていく過程がとても素敵に描かれています。見ていて一緒にこちらまでドキドキしてくるようです。 絵を描くことについての技法などの説明も少し出てくるので、興味がある人には勉強にもなるなと思います。 私自身、子どものころから絵を描くことが好きで高校の頃は芸大を目指して画塾にも通いましたが、八虎みたいな器用さがあったり、もっと自分の身になるような勉強ができたりしたらよかったなぁと、とても羨ましくも思いながら読んでいます。

高校生が美術画に興味を持ち始めて、どっぷり浸かっていく展開から始まって。 ストーリー構成、キャラクターの特性も実に良く出来ていて、美術や絵画に興味がある人には堪らない作品で、私も大好きなのだけど、モノクロの漫画で美術絵画を表現するのが厳しい感じがする。どっちかと言うと小説向きな物語で、映像化するなら実写の方があっていると思う。今後、主人公のステージが上がれば上がるほど、その作品の良さを表現するのが厳しくなるのでは？

絵画に精通していない私もとても楽しめました。 圧倒的な才能に対する劣等感や、先が見えないことへの不安、葛藤の描写がとてもリアルで、ページをめくる手を止めたくなるほどです。それ以上に続きが気になってしまうので結局一気読みしてしまいますが…。 夢に向かって頑張っている人、夢に挫折してしまった人、自分の好きなことが見つからず毎日が退屈な人、色々な方に響く作品だと思います。おすすめです。

yoasobiさんの群青の元ネタの漫画だそうです。 "好きなことを続けること、それは「楽しい」だけじゃない、本当に出来る？不安になるけど。" この歌詞が染み入ります。楽しくて始めたことのハズなのに突き詰めれば詰めるほど、辛くて苦しくて、でも乗り越えてやろうって努力する主人公がとても魅力的です。

第一部のクライマックスとも言える芸大受験のラストはすばらしいの一言につきる。全く関わりがなかった人が読んでも素直に楽しめて感動できるのでオススメです。未読の人は騙されたと思って6巻まで読んでみてほしい。ハマります。

中学生の娘が絵に興味を持ち、読みたいと頼まれて購入。 1冊ずつ注文するのが面倒で全巻購入したが、それが正解だった。 試しに読んでみると、まぁ面白い！ あっという間に全巻を読んでしまった。

絵を描くことの楽しさ、苦しみがリアルに迫ってきます。まさに彼らにとって人生そのものなのでしょう。趣味でやっている私にとっては知りえない違う世界の一面がみえて、おもしろいです。

この度はありがとうございました。 梱包も折れないようにしっかりほどこしており、満足しています。 作品自体ずっと気になっていた漫画を送料無料で手に入れられたのでありがたいです。

第一部に当たるであろうか、美大受験の佳境。作品の迫力を楽しむために紙書籍で購入して正解。勇午、無限の住人のように月刊誌は骨太の作品がタマに出てくるところが嬉しい。

アニメが面白かったので漫画の方も順次購入しようと思ってます。原作とアニメでは順番や表現などが異なるところもあり、それぞれの良さがあるので素晴らしいです。