儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 （講談社＋α新書　７５４－１Ｃ） ケント・ギルバート／〔著〕 講談社＋α新書の本

中国、韓国との間に生じる様々な摩擦の「何故？」を歴史、儒教、中華思想をベースに比較文化論的に解説。わかりやすく、面白く、一気に読めて、米国出身の作者の日本への愛を感じました。ただ韓国と中国のことが悪く書かれているので、両国のことが大好きな人には面白い展開ではないかもしれません。真贋定かでない地図の話など、真意の知りようがない事も載っています。その地図はイタズラなのか、野心の表れか、陰謀の道具か…そして本当に中国や韓国の人達の思考基準がこの本に記されているとおりなのか…読み、考えて、判断して下さい！ 　報道されている或いはネットで話題になっている様々な事について、日本人なのに説明できる程には理解してない自分を猛省しています。ネットも報道も伝えているのは多面体の一面にすぎないのだから、それだけを鵜呑みにせず、偏らず、歴史、地理、文化など様々な切り口から見て、聞いて、自分で公正に考えられる人になりたいものだと、この書に触れてそう思いました。

日本人と中国人、韓国人とでは、儒教の受け入れ方が、こんなに違うのが、興味深く描かれています。隣の国と摩擦が起きているだけに、貴重な見方を得て、草の根からの冷静な対応に繫がることを期待します。

久しぶりにすらすらと読めました。私の知っていること、考えていることに非常に近い内容で、読後に満足感を感じ、溜飲も下がりました。後日、この本が2017年の新書売上No1と知り、納得しました。

きっかけはアジアドラマでした。小さいころから、隋や唐そして元寇。百済から仏教伝来や朝鮮出兵などいろいろ習ってきましたが、隣国のことをよく知らないと思い読みました。目からウロコでした。

タイトルのとおり少し前の話題作ですが、今の日中関係及び日韓関係を知る上でかなり参考になります。また、全くの新品といった程度のものが非常に安価で購入できて良かったと思います。

中古本と言うことでとても値段が安いにもかかわらず、届いた品は帯もついていてほぼ新品に近いぐらいのとても綺麗な品でした。しおりまで付いていました。ありがとうございました。

自分の素養について深く考えさせられる内容でした。題名そのままかと思ったところ、一般的な政治経済に関わる説明が多く、解説書という雰囲気を受けました。

外人から教えられる儒教の何たるか。中国が自分勝手、韓国が同じように自分勝手な理由が目からうろこの様に理解が出来た。面白い本が安く楽しめた。

ビニルに入っていて、ていねいな包装でした。こちらの本は以前から気になっていた、儒教と中国人、韓国人の関係が記述されていて興味深いです。

興味深い内容でした。同じアジア圏であっても、本質からこんなに違うとは、伝統宗教が根強く大きく影響していることに、興味深く読みました。