常設展示室 （新潮文庫　は－６３－４） 原田マハ／著 新潮文庫の本

原田マハ氏の本は、本書で3冊目になります。『常設展示室』は、6話構成の短編集です。夫々が、絵を介して、夫々のストーリーがあり、悲しい出来事があっても、その先に希望を暗示するものとなっています。特に心を残ったのは、1話と6話です。1話は、美術館勤務の女性がある危機に陥りますが、その先不幸なことが起こっても、きっと絵画が暗い世界を照らしてくれる気がします。6話は、絵を介して、生き別れになった兄との再会と別れ、その家族との出会いが描かれていますが、その未来は、きっと明るいものになる予感がします。1話と6話は、ドラマティックな作品ですが、それ以外の作品でも、何気ない生活の中に絵があり、それは飾っていなくても、心に絵を思い描くことで、その何気ない生活と心に美をもたらし、いつもと違う潤い、満たされる気持ちをももたらすかの如く描かれている。上手く言えないが、そういう気持ちにさせてくれるマハ氏の本書がとても好きです。

アート作品を組み入れた短編集ですが、原田マハさんのセンスが至る所に散りばめられていて素敵な作品です。折に触れて読み返して楽しんでいます。作品の中のアートにも興味がわきます。

原田マハさんにはまっています。このタイトルをみて、私にとって何時でも何処でも美術館が近くなると期待しての購入して見ました。　少し違ったとはいえ、楽しく引き込まれていきました。

妻が知り合いから”面白いから読んで”と借りて読んだそうです。読後、”この本は手元に置いておきたい”からと注文を依頼されました。汚さないよう借りて読んでみようと思います。

原田マハさんの作品はどれも好きです。 こちらは通勤の電車の中で読もうと思いましたが、どの話も涙してしまうので、おうちの中でゆっくり読むのがオススメです。

原田マハさんのファンなので、是非とも読みたかった本でした。複数冊数の注文のためと思うのですが、発注してから届くまで少し時間がかかった気がしました。

配送がポストなので楽です。 梱包も問題なしです👍 原田さんの本は2冊目です。 あまり読者好きではないのですが、読みやすく、ホッコリします。

絵が好きです。美術館巡りが好きです。ほっこりさせる話が好きです。そんな方にいかがでしょうか。 私のお気に入りは「デルフトの眺望」です。

原田マハさんらしい、一枚の絵で物語を紡ぐ短編集です。実際の絵とともに読めばより物語の中に入っていけるかと思います。味わい深い。

リピーターです 今回はじめて予約購入をしましま クーポン適用で、発売日当日朝に発送の連絡が来ました スピーディーな対応に感謝です