アベノミクスによろしく （インターナショナル新書　０１４） 明石順平／著 集英社新書の本

2024年記述します。アベノミクスはやってよかった政策ですが未完成ということです。これから政府主導で毎年再分配をしっかり行えば大丈夫です。指標になるのが全国のフルタイムで働く非正規雇用者の年収が260万円前後を長期維持することだと思います。物価高円安対策も必要です。そして、政府主導で十万人を超える地方都市を沢山つくることだと思います。自営業が存続できる単位だからです。都市の隙間は工場と農林水産でうめれば地方自治や少子高齢化にも効果が出ると思います。観光業界と農林水産業は肉体労働なので子沢山になり、それを斡旋補助することも政府の仕事ですがアベノミクス後遺症が出ています。経常黒字であれば貿易収支が赤字でも破綻しないようですので、国内で裕福になりたいのであれば旅行収支に参加するしかないようです。これからは、貿易収支重視で集団で働いてお金を確保するよりも、セーフティネットを頑丈にしてより裕福になりたい人は家族や個人の能力で旅行収支関連でお金を稼ぐ形に構造に変化したようです。衰退国である日本が世界の国々に争い事以外で経済成長ができる新形のシステムを発信できる土壌が完成しつつあるようです。

第二次安倍政権（アベノミクス）の検証本。金融緩和と失業率対策の関連性が薄いこと、金融緩和による雇用増大が正社員の給与を下げてしまって景気が上向かないことを示している。この本でも指摘している「残業の削減」実施された昨今においても、残念ならが景気回復はなっていない。

考えていた通り良い本です。又必要なものがありましたらお世話になります。有難うございました。

内容が中々的を得たものだが、4～5年前でも書ける論点でもあり、早く出して欲しかった。

政府発表の数値をもとに、アベノミクスが何も効果がなかったことがよく判りました。

どうなのかなぁ、と半信半疑で読みました。そういう考え方もあるんだなぁと。

新聞で読み購入を決めました。大変良いと思います。

グラフ等もあり大変わかりやすく一気に読めました。

アベノミクスの解釈が変わりました。