リエゾン　こどものこころ診療所　６ （モーニングＫＣ） 竹村優作／原作　ヨンチャン／漫画 講談社　モーニングコミックス

私は男の子二人の親ですが、どちらも発達障害の診断を受けています。（上はアスペルガー症候群・不登校、下は自閉スペクトラム症・特別支援学級）発達障害についての本を色々読んだり自分で調べる中で、この作品を知り、1巻から読んでいます。アスペルガー症候群の子も自閉スペクトラム症の子も、他にも色々な特性や困りごとを抱えた患者さんたちが出て来ます。患者さんたちに、児童精神科医の佐山先生が丁寧に向き合うお話です。漫画のフィクションの中に、力強いリアリティを感じます。今まさに社会問題として取り上げられている、こころの病気に関するエピソードばかりです。作者の竹村先生はしっかり調べられたのだなと思いながら読んでいます。是非、全巻を通して読んでみてください。読むのが辛いと感じる場面もあるかも知れませんが、専門書とは違うアプローチで、発達障害を始めとしたこころの病気を知るきっかけになる作品だと思います。個人的な感想としては、佐山先生や助手の志保先生のこれからの展開も気になります。そして、出てくる登場人物が、最後は皆幸せになって欲しいです。

１巻からずっと読み進めている作品です。発達障害の子どもたちを取り上げていますが、問題を起こしているように見える子の背景には発達だったり家庭環境だったり、様々な理由があって、一番困っているのは当事者である子どもの方なんだなって分かります。たくさんの方に手に取っていただきたい作品です。

第１巻から読み出してすっかりはまってしまいました。子供たちと関わっている仕事のため、すごく勉強になりました。机上の上だけでは分かりにくい人の表情が絵に表れて理解しやすいと思います。ぜひぜひいろいろな人にも読んでもらいたいです。マンガだから…と言わずに❗️です。

子供の精神医療が中心ですが、あまり表に出にくい家庭内で起こっている様々な社会問題がたくさん描かれています。 少し希望の光が見えて 以前より良い方向に進めそうな家族、答えが出ないまま一旦漫画の中のお話は終了する家族、 とても考えさせれる良書です◎

カサンドラ　の作品がなかなかよかったのですが、あまりにリアルで困りました。妻からよくわたしもカサンドラと責められているので。まだ、妻にはこの巻を渡していません。様子を見てからにしようと思います。

継続して読んでいる作品です。 自分がその立場なら理解者になれるだろうか……と考えさせられます。 この漫画を入口に、色々なケースを”知っておく”ことが大切に感じました。 見守る大切さを伝える巻。

毎回、いろいろと考えさせられる内容の漫画です。発達障害、拒食症、過食嘔吐症、カサンドラ‥身近な人、家族の中にも様々な障害や病を抱えている人がいます。次巻も必ず読みたいです。

こどものこころの診療というと、子どものみとはじめ思い読み進めましたが、実は保護者や子どもを取り巻く多くの大人社会が見えてきます。早くドラマ化しないかなと期待大の作品です

発達障害に関してはまだまだ理解が少なく、子どもたちの困り感は見逃されてきました。このように漫画によって広まるのはとても素晴らしいと思います。絵も可愛くて見やすいです。

生きづらさを抱えている人たちの様々なケースを知ることができました。自分の周囲にもいるこうした生きづらさを持っている人に接していく上で参考にしようと思います。