航宙軍士官、冒険者になる　６ （電撃コミックスＮＥＸＴ　Ｎ３２５－０６） たくま朋正／漫画　伊藤暖彦／原作　ｈｉｍｅｓｕｚ／キャラクター原案 マニア系コミック、アニメ本その他

現代人ではなく未来の人間が転移という異色の異世界ものであるが、魔法に対する解釈など他の作品では見られない視点が秀逸。ここまで読み進めても科学的に何とか解明しようとする設定に無理やり感が無いし主人公のチートも納得できると思う。 試し読みで最初の2話程度を読んだ時点で続きを大人買いしたほど、期待があったし実際に面白い。 さて、この巻はクランからさらに大きく志を新たにする佳境に入る。 実在の人物ではない未知の存在が登場してくる巻でもあるが、そこは人知で何とか理解できる範囲に収まる方が良かったのでは？とはいえ、続きへの期待は大きい。

原作に忠実な漫画で、その為に物語の進み方は速くテンポ良く進む。 なので、どうでも良さそうな無駄なシーンが無いのが良い。 更新されない原作に次で追いつくので、次巻以降の発刊は期待できないのかも知れない・・・ が、少しオリジナル部分も入り始めたのでもしかしたら原作抜きで進めてくれるかも知れない。 と、言うか続きを是非進めて欲しい。

いやもう、原作を完璧に（それ以上に）コミカライズした作品です。原作の更新中断が懸念されますが、何だかコミカライズは続きそうな予感がします（単なる願望でないことを祈念）。

話としてはなろう小説のテンプレでどうりで、ストーリー展開はあまり変化がない、原作にない？新たな謎が出て微妙なところで終わったので続刊が早くでることを望む！

まあまあ面白いです。高度な科学という事にすればなんでもオッケー的なところがあるけど、そのへんをあまり気にしなければ面白いです。

いろいろな異世界マンガを見てきたのですが、画力も申し分なくて、とても読みやすくて、ストーリーにワクワクが有る。

「航宙軍士官、冒険者になる」の最新巻。ドラゴンとの出会いと牢獄に囚われていた仲間と一緒に宰相と息子を救出。