台湾の主張 （ＰＨＰ文庫　り８－２） （新版） 李登輝／著 PHP文庫の本

李登輝氏の思考回路やレトリックに触れたくなり、購入しました。 台湾が生んだ奇跡の人、ありふれた思考を遥かに凌駕した賢人、それ故に、李登輝氏の考えにの素晴らしさや良さには気づいているが、その思考に追いつけない凡人（自分も含めて）が多いことが、本当に口惜しい。 李登輝氏の素晴らしさを啓蒙する本を記した司馬遼太郎氏や、小林よしのり氏（思想として賛同出来ない部分もある人だが「台湾論」は良い本だと思う）も、是非読ん欲しいです。

「台湾有事は日本有事」との認識に、駐日大使による「日本の民衆が火の中に･･･」という発言があり、それに呼応するように、副総裁の「戦う覚悟」が抑止力になるとの発言がありました。そこで、現在の民主化された台湾を創った李登輝元総統による「台湾の主張」を学ぶため購入しました。じっくりと読み込んでみたいと思います。

李登輝さんご自身が書かれた本書は、まさに今の時代のことを書いておられるなあと、とても驚きました。 国際人として、さまざまな分野の勉強をし、自分の意志をきちんと言葉にされています。すべて公のため。 見倣いたいと心から思います。 日本人が読むべき本と思います。

対応も問題無く、安心できました。梱包もされてました。