ブランチライン　　　２ （フィールコミックス　ｓｗｉｎｇ） 池辺　葵　著 祥伝社　フィールコミックス

池辺葵先生の作品は、大きな波やあらゆる激動が巻き起こる作品ではなく、人々の生活を丁寧に描いているものが多いですが、その描き方のなんて美しいこと。今作でも、思わず涙が出るような言葉がいくつもあって、池辺先生はどうやってこの美しい漫画を描かれているだろうといつも思う。

女系家族5人それぞれの生活が微妙にクロスしながら描かれる。この作家ならではのファッションと食べ物の話が面白い。このサイズのコミックには珍しく、しっかりした印刷用紙を使っていて持ち重りがする点も好感した。

池辺先生の作品は大好きですべて読んでいます。ホンワカした話のなかにも核心をつくような台詞もあったりします。この話もそうで、仕事に対する姿勢とか好きなものへの向き合い方とか考えさせられました。

それぞれのキャラクターが段々とたってきた。そして、それぞれのキャラクターの背景にも、ざわざわしたものが見え隠れしてきている。基本はホゲっといているのだが、やや不穏な感じが好きだ。

いろいろあったあとのお話なんですね。 家族にそんなことがあったけど、じょじょに回復して日々を生きていってるお話です。 う～ん。あってないかもしれません。 言葉にすると難しいですね。

池辺さん自体が大好きなので、この作品も存分に楽しめました。淡々と、でもしっかりと人物の描写がされていて、深刻なテーマもふわっと大袈裟になりすぎず、安心して読めます。

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母親と四姉妹、そして甥っ子の物語。 淡々とした日常を描きつつも、それぞれのドラマあり、考えさせられるセリフあり…。 みんな幸せになって欲しい。

絵の感じも大好きで、ストーリーも間違いない!! 大ファンです! 新刊が出たら、また購入します! 素敵な漫画を楽しみにしています。

注文から発送までとてもスムーズに行っていただきありがとうございました。またの機会がありましたらよろしくお願いします。