ｅｃｒｉｔｕｒｅ新人作家・杉浦李奈の推論　２ （角川文庫　ま２６－７０２） 松岡圭祐／〔著〕 角川文庫の本

前作とは、また違いがあるけと、芥川龍之介とかの文章表現などを分析したりしながら、話しを進める展開が、また、ハラハラさせながら、最後には、納得の完結があり、一度では、理解できないので、２回は、読もうかなと思う一冊だと思う。

まだ読んでいないうちに３巻が出てしまいました。ようやく読んでいた別の本を読破したので、これから読みます。期待をこめて星５つ。新作発表のスパンが短い作家さんなので、読むのが追いつきませんが、うれしい悲鳴です。

予約して到着を楽しみにしていました。 著者の本は読み始めると止まらなくなってしまいます。 この本は太宰治や金田一京助、江戸川乱歩など有名作家さんの小説や特性が出てくるのでもう一度昔の小説が読んでみたくなります。

あとがきの解説にも書いてありますが、評価は高いと思います。個人的には予期せぬ犯人が行きなり登場してビックリしましたが、登場人物が少なすぎてどうかという感じです。

やはり、松岡圭佑は多彩な切り口を持っている。びっくりはしないがあれやこれやで、ひたすら感心してしまいます。次回作にもお楽しみを。

松岡さんの本は出るたびに購入して読んでいます。とても勉強になる本ばかりで、松岡さんの知識の豊富さに感心するばかりです。

第２弾も蘊蓄が多く、本好きにはたまらん展開です。高校事変の作者にこういった側面があることも、驚きでした。

作者の博識なのにはすごいに尽きる。主人公の文学的知識も相当という設定には少し疑問。謎解きはお見事。

相変わらず、松岡先生の作品は面白いです。よくアイデアが尽きないものです。次巻も期待大です。