高熱隧道 （新潮文庫　よ－５－３） （改版） 吉村昭／著 新潮文庫の本

本を見て一番に思ったことは　戦時中の日本が国の威信をかけての難題だった、という事。あの岩盤温度１６６度や、想像を絶する犠牲者の数、そして、そんな辛い仕事をする坑夫たちの「貧乏ゆえの耐える姿」・・など等が読み終わって眼に焼き付く位な熾烈な戦いだったと思います。いまは観光の人々は何気なく通るであろう隧道や周りの風景など、「きれい」「すごいね」と言うでしょう、でもその観光の前にこの本を読んで頂きたいな、と感じます。３００余名の犠牲者の「ありがたさ」もきっと思う事が出来そうです。

子供がダム好きで黒部ダムの事を調べている中で高熱隧道の事を知り購入しました。とても惹き込まれる内容でした。この話を知ると、黒四建設の際の破砕帯なんてレベルが違うと思ってしまった。破砕帯は破砕帯でとても大変だったと思いますが、高熱隧道は想像を絶する世界でした。是非読んでほしいです。

今年になって黒部ダムから欅平まで歩いてみました。実際に歩いた後に興味をもち歴史をしるうえでも高熱隧道を読んでみようと思い購入しました。少し文字が小さいのが気になりますが、感動しました。

トンネルの勉強のために購入しました。まだ読んでいないのですが、先輩に薦められて購入を決意。実話に基づく話と言うことで、当時の建設の大変さを知ることのできる一冊だとおもいます。

黒部第三発電所建設のための凄まじい自然との戦い。 ハッピーエンドに終わらせられるのであれば映画化も可能ではないかと思いました。 …無理か、死者が多すぎます。

事前の内容口コミ見て良さそうだったので読んでみた。 まるで目の前で起きてるような錯覚をもたらす描写。凄くリアルで面白かった

52年ぶりに読みました。51年前も感動しました。再読にもかかわらず今回も感動しました。吉村昭の調査力と筆力に感服です。

世紀の大工事のストーリーだけに　ドキドキ感がなかなかでした。 何度も読み返しました。黒部ダムを訪れたくなりました。

今まで読んだ小説の中でも最高傑作だと思っている作品です。先日、母が読んでみたいと言ったので改めて購入しました。

良い！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！