葬送のフリーレン　ＶＯＬ．１１ （少年サンデーコミックス） 山田鐘人／原作　アベツカサ／作画 小学館　少年サンデーコミックス

「葬送フリーレン」は、魔王を倒した勇者ヒンメルの没後の世界を描く、勇者一行の後日譚です。 10巻までの緩い雰囲気とは打って変わり、フリーレンと「万物を黄金に変える魔法」を使う七崩賢のマハトとの戦闘は熾烈を極める。 明らかな戦力差を感じながらも、フリーレンは、黄金に変えられた都市ヴァイゼの魔法を解くことにより、隙を生じさせることに成功する。 その隙に乗じて、宮廷魔術師デンケンがマハトに致命傷を与え、黄金化を解除された弟子のフェルンが大魔族ソリテールを撃破し、からくも勝利を収める。 黄金郷であった都市ヴァイゼを後にしたフリーレン達は、魔王討伐の旅で立ち寄った女神の石碑を訪れる。 女神の石碑は半壊していたものの、フリーレンは石碑に触れて解析を始める。 フリーレンが奇妙な感覚を覚えて振り返ると、そこには勇者ヒンメルとその一行が佇んでいた（添付画像）。 「葬送フリーレン」において、これまでカラーページが温存されてきた理由が明らかになる第11巻でした。

フリーレンたちが旅を通じて色んな人達と関わりを持ち、その一つ一つに大切な思い、繋がりを感じさせてくれるマンガです。人との思い出や、一期一会の大切さ、ネット時代ではなく、昔の昭和のような人と人との繋がりが大切だった頃を思い出させてくれます。大人の方も、子供も本当に読んで頂きたいマンガの1つです！

前半から中盤はマハトとソリーテルとの戦いです。 それが決着し、後半はいつものように旅して回るフリーレンが描かれます。 最後、女神の石碑を調べていたら昔のヒンメルたちに出会います。それが何を意味するかは次巻以降のお楽しみということで。

前半から中盤はマハトとソリーテルとの戦いです。 それが決着し、後半はいつものように旅して回るフリーレンが描かれます。 最後、女神の石碑を調べていたら昔のヒンメルたちに出会います。それが何を意味するかは次巻以降のお楽しみということで。

マハト編がついに決着です。 ラスボスでも良さそうな強力な敵にどう立ち向かうのか？ という疑問に対して割と王道な方法で解決してきます。 マハトもですが、ソリテールも敵役として良いキャラでしたね。 新章も面白そうで先が気になります。

この巻で黄金卿のマハトの話が終わります。 ネタバレになるから詳しくは言えませんが、今回もこの漫画らしい心にくる終わり方でした。回想シーンや戦闘シーンは良かったし、作画のアベツカサさんの絵は今回も作品に合った綺麗な絵でした。

人を知ろうとすればするほどそれは虚しく本当に意味があるのか馬鹿らしく見えてしまう。 その魔族にとって本当にそれが人の本性なのか分かり合えることができるのか魔族と人間はわかりあえるのか非常に大きなテーマだと感じます。

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