ふしぎの国のバード　９ （ＨＡＲＴＡ　ＣＯＭＩＸ） 佐々大河／著 少年コミック（小中学生）その他

秋田出身なので秋田を舞台とした前巻を楽しく読むことができましたが、９巻も面白い。昔からの日本のしきたりに思いを馳せることができます。文化ですから良いも悪いもなのですが、時代の変遷を読み進めながら感じます。１巻では絵に不安を持ちながら読み進めていましたが、どんどん上手くなってます。読みやすくなっているのがいいですね。

とうとうバードさんの旅も東北からクライマックスの北海道へ。またそれを聞きつけたマリーズさんとのバトル開幕直前です。連載開始当初からずっとおって購入し続けているのですが、全く飽きずに読み続けています。

まだ届いていないので内容は分かりませんが、明治の初頭に実際に日本での体験を日記にしたものを元に漫画化されたものです。今までがとても面白かったので期待しています。当時の日本様子が分かります。

当初絵柄がイマイチ好みでなかったのですが、読み進めるうちにそんなことが気にならないストーリー展開。実際にあった話をもとにしているようですが、当時の日本を想像してしまいました。

横浜からはじまったイザベラ・バードの旅は日光から新潟を通り、秋田を抜けて、ついに本州最北の地・青森へ。バードの目から見る昔の日本人の死生観などがわかりとても面白い。

毎度新刊が楽しみな一冊。明治の日本の民俗、文化、風習を細かく書き込まれた絵で見られるのがよいです。丁寧に書かれていて一コマ一コマ注意して読むのもおすすめ。

おもしろすぎます。 天才の思考回路が丁寧に描かれてると思います。 バードへのリスペクトを感じます。年1出版はもったいない！ぜひ朝鮮編も描いて欲しいです。

巻を重ねるにつれて旅が進んでいく様子がみられるのがいいですね。若干美化している部分もあるが、農村の暗部を描いた作品って意外と少ないので貴重ですね。

面白かったです！物語もとうとう佳境へ。数々の困難を乗り越えてやっと北海道に着きました。マリーズさんが出てきた所で終わり…続きが気になります。

実在したイギリス人女性のイサベラ・バードの紀行文 明治時代の日本が描かれていて興味深いです。 実際のバードさんより若く描かれていますね。