ポーの一族秘密の花園　１ （フラワーコミックススペシャル） 萩尾望都／著 小学館　フラワーコミックススペシャル

やはり長い年月を隔てて描かれた作品は、どうしても変化してしまうのですよね。その時代の空気感や価値観、それに加えて作者の心境や考え方の違い、、漫画という物はやっぱりにエンタメなので、時代に左右されるのは仕方のない事だと思います。70年代では文学性が強く、抒情的な作品として高評価を得ていた漫画作品でも、じゃあ今の時代でそれと同じことをしてもそれはそれでどうなのか？、、という疑問は萩尾先生が一番良く、解っていらっしゃったと思うのです。だから今まで続編が期待されながらも、描いてこられなかったのではないかと。。逆にこれだけの年月が経ったからこそ、描こうとされたとも言えるのかもしれません。私はその萩尾先生の変化と姿勢を、肯定的に捉えています。あの時代もそうだし、今でもfanです。大変興味深く拝読させていただきました。続きがとても楽しみです。

巻末のオマケに、萩尾先生が大英博物館を訪問された時のお話が掲載されています。とても凄い内容で感激します。本編内容は、続きが気になってしょうがない(半年に一冊ペースでお願いします！熱望！笑)のですが、本当に心からお体を労って執筆なさって頂きたいと思っております。

ユニコーンの続きではなくクエントン卿のお話だったんですね。そんな方いましたよね。思い出しながら読みました。そういえば昔Red boyを調べたような記憶が・・・。又検索してしまいました。今は便利ですね。簡単に出て来ました。 ともあれ早くアランがどうなるのか知りたい。

1970年代完結したポーの一族の、続編が発表されるとのことで、購入しました。他の巻も同時に購入したかったのですが、ネット上で見つけられたのが秘密の花園のみでした。残りは本屋さんで見つけたので書店購入しました。少女漫画をレジで買うのが少し恥ずかしかったです。

数十年の時が経過した萩尾望都さんの代表作品である『ポーの一族』まるでバンパネラのような復活にドキドキしています。中学生の頃を思い出しながら初老を迎えた私。エドガーはあの当時のまま。 羨ましい限りです。又、この作品を描いてくださっている作者に感謝いたします。

萩尾望都さんの作品は、初期の頃からずっと読んでいます。色々な作品がありますが、やはり「ポーシリーズ」が一番好きです。これはアーサーについて描かれていますが、驚いたのは、とても叙情的だった初期の頃と比べて吸血鬼という現実を避けずに表現されている事です。

タブレットだと非常に読みやすく、もう紙には戻れません。 ポーの一族は大ファンなので数十年後にまたこうして読める喜びを噛み締めています。婚会エドガーがとても人間的な側面が強く、萩尾先生の愛を感じました。どうか今度は悲劇で終わりませんように。

大好きなポーの一族、今回のエドガーは普段のクールな彼ではなく、やや感情的で親しみを覚えます。 外見は少年、中身は尊厳で畏怖の念すら感じる人外の生き物、中身がお子ちゃまでないところが魅力ですね 大人になった今も新作が読めるなんて感無量です。

40年ぶりの『ポーの一族』連載ということで、絵のイメージがだいぶ変わってしまったなと思っていましたが、読み始めると変わらずの萩尾ワールドに一気に引き込まれ、当時の自分にタイムスリップしてしまいました。今から続きが待ち遠しいです。

母の影響でずっと昔から大好きな萩尾望都先生の作品。 中でも伝説的な名作のポーの一族の続編が今読めるとわ。 絵柄は変わってしまったけど、美しい絵に美しい物語は健在で、本当に凄いなって思います。 またエドガーに会えて嬉しいです。