孤狼の血 （角川文庫　ゆ１４－１） 柚月裕子／〔著〕 角川文庫の本

柚月裕子の作品は「臨床真理」を読んで、面白かったのでまとめ買いしました。「凶犬の眼」と合わせて読むと良いです。予定より早く買っていた本を読み終えたので、年末年始に読む本がなくなったために購入しました。この年末年始はどこにも行かず、本を読む時間が楽しみです。

映画を観て原作に興味を持ち購入しました。映画では心地良い広島弁が活字だと読みにくい感がありますが、読み進めていくうちに解消されました。映画との違いを楽しみながら読むことができました。2作目も購入したいと思います。

昭和63年の広島で繰り広げられる暴力団抗争を舞台に、ヤクザとの癒着を噂される大上刑事とコンビを組むことになった新人の日岡がおりなす人間模様。仁義なき極道の世界に挑んでいく。柚月作品の映画化になった代表作です。

読んでいくうちにストーリーに引き込まれていって、あっとゆうまに読み終わりました。同じ日本で同じ世界でもこんな事が起こっているなんて嫌な気持ちになる場面もありましたが、最後まで読ませる内容が素晴らしかったです。

女性が書くやくざものなんて面白いわけがないと思いながら読みましたが、次の朝早いのに昨昨日は夜中過ぎまで読んでしまいました。そのまま続編もdlしたけど明日も早いので怖くて読み始めることができません。

初めはよくある悪徳刑事と、より悪い奴らの争いみたいな話かと思って読んでましたが、それで終わらないのが柚月さんの作品ですね。ネタバレを考えると何も言えないですが面白かったです。

中古でまとめて柚月裕子さんの作品を購入しました。内容はネタバレなので控えますが、面白い！ 久々に全部読んでみたいと思った作家さんです。 配送に関しても綺麗で早い。

商品が届くまでのスピードも早く、大変満足です。シリーズ物を読むにはちょうど良いタイミングでした。決まった作家さんを続けて読みたい方にはとても良いと思います。

面白い。映画などの広告でタイトルは知っていましたが、内容まではわかりませんでした。読みはじめるどんどん引き込まれていきました。お勧めです。

佐方貞人シリーズとは全く違って、昭和末期の警察VSヤクザの 完全ハードボイルドです。 作者の気合の入りがビシビシと伝わってきます。 お薦めです。