宮崎駿の雑想ノート （増補改訂版） 宮崎駿／著 コミック原画集

引っ越しした際にどこにしまったか行方不明になってしまい、勿体無いかなと思いつつこの度買い直しました。初代は学生の頃に購入したのですが、何年経って読み返してもこちらの本は面白いですね。当時はただただストーリーの巧みさと画力の高さ、描き込みの密度の強弱のつけ方など、筆の巧みさに魅了されていましたが、こうした｢妄想｣が生まれる源を考えていくと単純に楽しんで良いのだろうか、という気持ちにもなります。自分は全く航空力学にも明るくなく、戦闘機や戦艦などをはじめ、ライト兄弟が発明した飛行機の原型といえるものの名前も知らない素人です。なんの知識もありません。そんな自分ですら引き込まれてしまうこの書籍は｢面白い｣の固まりだと思っています。｢雑想｣とタイトルにありますが、それらには不思議とリアリティー、存在するはずないのにそれでも存在しているかのような説得力があり、その説得力に興奮を覚えます。そのような説得力を持たせるために、きっと膨大な知識と実際の体験･経験とそれらに育まれた己の中に根差した思想がなければ、｢車のエンジンの仕組みですらわかっていない｣自分が興奮できる面白い書籍は生まれないと思いました。

もう30年以上前に持っていた本なのだが、見当たらないので再購入しました。当時月刊アニメージュで「宮崎駿作品の次回作、紅の豚の原点が載っています！」とか何とか記事があって、それで購入した気がします。買ってから「ジーナさんがいないやんけ！」と思いましたが、損をした気は全く無しでした。その後、みなもとたろう氏の漫画「風雲児たち」で南北戦争の鋼鉄船同士の戦いの回があり、「ああ！宮崎駿監督の絵のまんまだ！」と感激しました。この本の中に書かれている「2億円持ってきたら総天然色！90分のアニメ映画作ります！」って監督の台詞を真面目に信じて「ラピュタってそんな安く作れるんだ」と勘違いしていましたね。そんなワケないだろ、中学生の頃の俺！

宮崎駿は軍事関係が大好きなんです。戦闘機、爆撃機、戦艦、航空母艦、戦車etc。この雑想ノートには月刊モデルグラフィックスに連載されていた本人が楽しむだけの趣味が満載です。本当はこんな宮崎映画が観たかったな。劇場版名探偵ホームズ 青い紅玉の巻・海底の財宝や紅の豚などでその辺が垣間見えます。

宮崎駿が趣味を爆発させた小話がマンガと共に入っています。紅の豚の原作も入っていて、映画との差が面白いです。他の話も好きで書いていることがわかる内容なので、のびのびとしてて映像化に至らないのがもったいないですね。

ジブリ好きな子どもに、買ってあげました。学校から帰ると毎日のように眺めては真似して絵を描いたり読めない感じを聞いて読んだりしています？こんだけ毎日見てくれるなら、買ってあげてよかったです。

宮崎駿さんの想像力、ノート見れてよかった。（まだ見てないけど）宮崎駿さんの落書きノート持ってるだけで創作意欲湧きそうだし、絵を描くのがもっと好きになりそう。

思い出して購入しました。 乗り物いっぱいの内容で、作者の好きなものを見ているような感想です。 紅の豚が好きなはもちろん、戦車、船が好きな方におすすめします。

大人のための絵本のような、秘密基地のような本です。 ゆっくりと夜にお酒を飲みながら読むのが楽しい。 ジブリを観て育った世代の大人にはお勧めの本です。

子供の時に買った本を大人になって改めて読みたくて、本を買い直しました。大人になって読み直しても、とても良い本んだと思います。オススメです。

ジブリ作品が好きな娘のリクエストで購入しました。とても満足しています。買ってよかったです。親子で楽しめます。