護られなかった者たちへ （宝島社文庫　Ｃな－６－１１　このミス大賞） 中山七里／著 宝島社文庫の本

中山七里は初めて読みました。 護られなかった者たちへ　の映画観たさにまず原作を読んでからと思って。　この本の核である生活保護に関係するとある仕事を6年経験しているので、現実はもっともっと生々しくてもっと複雑で…！と思いました。でも本によって知る方には、ここまでで充分伝わると思います。　号泣すると友人達からも聞いてましたが、私は少し冷めた目で　んーここ甘いなぁー　等と思いつつ読みました。生活保護受給希望者も役所では無い所の方に知恵を受ける事が出来ます。そこも知って欲しいです。 何処が泣く所なんだろう…と何度も読み返しました。 自分が扱った事例ばかり頭に浮かんで泣けませんでした。なかなか扱わない陰の部分を描いていて、出来れば皆様に知って頂きたい内容でした。　ただ泣かなかった… とても良い本でしたのに…　

発送メールから４日後に届きました。５営業日以内に到着予定とのことでしたが、４日経っても届かず不安になりました。到着して発送元を確認すると、北海道でした。遥々北海道から届けていただき、ありがとうございました。梱包も箱に入れていただき、とても安心しました。 他の方のレビューにありましたが、到着が遅いのは北海道から発送されていて、たまに通常より遅い到着になるのだと思います。だから仕方ないことだし、到着が遅いというレビューは気にされない方がよいと思いました。

一度、図書館で借りて読みましたが、映画を見た後、ストーリーが随所に違ったので、もう一度読み直したくなり購入しました。 映画も小説もそれぞれの良さがありどちらも好きです。でも、映画でそのまま表現してしまうと、社会をより良くするためのものになりにくい現実の場面が多いから、ぜひこちらも一読した上で、映画を見ると良いかも知れません。

映画館まで行けないので、本を買いました。一気に読みました。「支給されなかった生活保護費も遺体の焼却と埋葬の費用も同じ税金だ。それなら、どうして生きる目的のために予算を執行してくれなかったのか。」本当に、そう思います。死んでしまったら終わりです。1円でも多く、命のために税金を使って頂きたいです。

映画化作品ですが、公開(１０月１日)される前に一気読みしました。結末に向かう最後の３０ページの展開は期待以上でした。読み終わってから映画の公式ホームページを見て、キャスティングを確認して、自分が読書中に描いていた登場人物のイメージと対照するのも楽しいです。

主人公の生い立ちから、第三者との出会い、そして殺害及び殺害理由、昭和生まれの自分なら本当に良きわかりました。今のこのご時世だからこそ、義理人情を大切にして生きて行こうとして再度決意致しました。素晴らしい作品をありがとうございます。そして映画が楽しみです。

映画の予告を見てこの本を読もうと思いました。　中山七里の本を読むのは初めてですが、ファンになりました。　映画も益々観たくなりました。 本は本屋でと思っていましたが通販で買うのも楽でいいなぁと思いました。また、利用したいと思います。

映画を観る前に、原作を読んでおこう！と軽い気持ちで読みました。 読み進めるのが辛い本でした。 内容がつらくて、でも、きっと今、どこかで同じようなことが起きてるのであろうことが想像できて、胸がザワザワ、息が詰まるような思いでした。

悲しいお話しです。この話しはフィクションだろうけど、同じ様な事が沢山あるのかなと思ったら、やるせない気持ちになりました。世の中の頭のいい人達、何とかなりませんか。本当に救われなきゃいけない人が救われる世の中になる様に。

連続の餓死殺人事件の裏に隠された、あまりにも痛切な真実。地元仙台市、宮城県沿岸地域を舞台に、展開されていく。生活保護制度をテーマに理不尽さ、やり場のない怒り、虚しさ、現代社会への問題提起。映画も楽しみです。