映像研には手を出すな！　０６ （ビッグコミックス） 大童澄瞳／著 小学館　ビッグコミックス

面白いです。 見た目だけで好き嫌いする人にはわからないかもしれませんが、漫画が画力だけではないと再認識する作品です。 「続きが気になる〜」ではなく、「この経緯でこの後どうなってしまうんだ！？」と続きを半ば心配しながら見ていく感覚です。 恐らく私が部下を見る立場だから、金森氏のモヤモヤする気持ちがわかるからかもしれません。 この作品はアニメーションを作る主人公の浅草氏が主人公ではなく（主人公だけど）、金森氏のマネジメントの苦悩を描いた現代の技術と時間とコストのお話です。（笑）

アニメ化、実写化を経ても相変わらずのクオリティのこの作品。百目鬼氏の音響からさらに一つ進んだ、アニメに欠かせない声優という新キャラも増え、深みが増してきます。しかし絵にも物語にも強い『動き』があるこの原作自体がなによりもどこか初めからアニメーションのようにすら思えてきます。

安定しておもしろいです。主人公たちの暮らす現実世界＋劇中劇の両面で世界観の設定が少しずつ上乗せされていっているので、順当に楽しめています。 生活感があるようで非日常的だったり、ほのぼのしつつ不穏だったり、塩梅が丁度いいです。

久しぶりの映像研、相変わらずの映像研の細かい世界が描かれていて一コマずつゆっくり鑑賞しないともったいない。大好きな金森さんも健在で、新しいメンバー（声優担当）も加わり更なる活躍に期待できます。

確かに面白いのですが、最初の2冊ほどのテンションがなくなってきている気がします。キャラクター性やドタバタよりも、創作やアニメーションの本質について踏み込んでほしいです。

アニメ、実写ドラマからはまりましたが、コミックは一段と情報量が多く面白いです。ただ、映像研のメンバーの妄想部分はアニメーションの表現が一番しっくりきますね。

いつもこちらで購入させてもらってます。 発売当日に着くということはありませんが、 地方なのでどうせ店舗でも当日には発売しないので、 全く気になりません。満足です。

注文より2日程で到着。迅速にご対応頂きまして誠にありがとうございました！ また漫画内容は続きが楽しみになる内容。新たな人物が映像研に加わりそうな予感！

今巻では声に焦点を当てた話になる。そして声優候補としてまた癖のあるキャラクターが登場するが、それ以上に癖のある映像研の皆とのやりとりが面白かった。

待望の第6巻。初見ではスト-リ-の進まなさに不満を感じましたが、何度か見るたびに今後の展開が気になりました。次巻が楽しみです。