岸惠子自伝　卵を割らなければ、オムレツは食べられない 岸惠子／著 タレントの本

我が道を行く女優さんという強い印象を、昔から持っておりました。 少しずつ名優と呼ばれる方々が去られてしまう昨今、ご高齢になられても健康な状態で、ご顕在されている様子を、最近テレビのトーク番組でお見かけしたので、たいへん嬉しく感じておりました。 後日、行きつけの本屋で本書を見かけて、これの宣伝も兼ねて出演されていたのだなあと腑に落ちまして、そのしたたかさと、仕事の機会を逃さない精悍な姿勢に感服ました。 本書の帯には、上野千鶴子氏の推薦文が記されておりました。筆致に尽くしがたいこれまでの已の人生について、客観的に綴られている内容の本だと理解し、購入しました。 お薦めです。

時代背景などの違いは感じますが、 自分を大切にして生きるってどういうことなんだ？、自分が本当にやりたいことってなんだ？、幸せってなんだ？なんてふと思った時にたまたま目に留まって購入しました。 この本は、精神的にも経済的にも自立しているからできる生き方、周りに振り回されず、けれども覚悟を持って自分の心に向き合って、純粋に心のままに、自分を楽しませる生き方が自伝として、情景が浮かぶような、また品のある文章で綴られてます。 読み終わった後、自分に素直に、依存することなく自立し、互いに無関心ではなく、尊重して生きていきたいなぁと思った一冊でした。

岸惠子さんは、大女優であることはもちろんですが、この作品を読んでますますひとりの女性として、人間として尊敬しました。人生の歩みの一場面に感銘し、勇気と力を与えていただける内容でした。読後に悪魔の手毬唄を再度みました。日本の女性の歴史に感無量です。

伝説の女優、当方の中ではそういう位置付けである。我々が知らなかった当該女優の功績が、彼女の内面とは必ずしも合致しない点が興味をそそられる。海外在住の経歴も、その経緯を辿ると当方にも感慨深いと思わせる要素が多分に含まれている。

コロナ禍になり縮こまったように生活する中で視野もどんどん狭くなっていってたけど、波瀾万丈な岸さんの人生に触れて、もっと自由にたくましく生きていいんだなと強さも元気も頂けました。

最近は電子書籍ばかりなのですが、岸惠子さんの本は紙の書籍で読みたいと思い購入しました。 幼い頃のお話など、とても面白く少しずつ大切に読んでいます。心に響く文章です。

岸惠子と同世代の方にプレゼントしました。 面白くてすぐに読んでしまったそうです。 綺麗な上に文章が上手だなんて、天は二物を与えることがあるのだと感心していました。

新品同様でかなり良かったです。配送や梱包も丁寧で早かったです。ぜひまた利用したいと思います。ありがとうございました。

本の状態、包装状況、配送も何の問題もありませんでした。注文から到着まで短期間でした。ありがとうございました。

母親が読みたいとの事で注文。対応早くて助かりました