日本会議の正体 （平凡社新書　８１８） 青木理／著 平凡社新書の本

安倍政権の保守傾向とそれを支えている勢力はいったい何かといつも疑問に思っていた。この本を読んで、その大部分の謎が自分なりに理解できたと思う。極力、筆者の私見を抑えて取材を中心とした客観的証言で構成しようとする努力も好感を持てるし、信頼性に繋がる。安倍のバックにこのような宗教組織・活動家達が地道な？運動を続けているのかと驚いてしまうと同時に、思想信条が全く相違するとはいえ、その情熱にある種の感動すら覚える。そんな保守運動の彼らに対抗し、これからの世界で生き残れる合理的でリベラルな日本社会を構築していく困難さを教えてくれる貴重な書籍。一人でも多くの国民に読んでもらいたい。

日本会議の実態に関して一番詳しく書かれている。しかしながらその支持母体の宗教団体の記述は少ないのが惜しい。 例えば千葉県柏市にある広池学園モラロジー研究所などは、昔から地元に様々な煙幕を張っているので、地元住民ですら極右集団である実態を知らない。 この次はぜひモラロジー研究所を徹底的に取材した本を出していただきたい。

安倍元首相射殺事件が起きる中、統一教会が絡んできましたか、安倍氏との関わりは、反共での結びつきであり、それは日本会議という組織を通じて生まれたつながりでした。本書は具体的に世界のジャーナリストの発言も入れながら書かれており、未だ途中ですが、興味深い本だと言えます。

得体のしれない不気味さを感じていた日本会議のまさしく正体が、スカッとわかり、しかも読みやすい本です。 今後益々盛んになる改憲論議に参加するには必読の書と言えます。是非ぜひ読まれることを薦めます 注文から到着までもスピーディーで中古とは思えない美本でした。

少し前から騒がせている日本会議。その本です。さすが元共同の青木理さんと言わせる内容で、菅野完さんの本よりも、詳しく書いてあります。ただ日本会議に幻想を持っている人には辛い本かも知れません。

この本はオススメです！ここ数年の自民党の有り様がよく分かりました。この様な組織がある事を知っておいた方がいいと思います。そして、青木理氏の文章はとても分かりやすいです

注文してすぐに、きれいな状態で届きました。読みやすく解りやすい文章で、テレビなどでは報道されていない 情報を知ることができ、勉強になりました。

日曜日のポイントアップと送料無料で割安で購入しました。間違って以前買った本を買ってしまいましたが、1冊が安いのでリスクなしです。

内容が充実していて、とても興味深く読ませていただきました。

日本会議の動向に注意すべきと気づかせてくれました。著者の